『つぐない』世界的ベストセラー『贖罪』(新潮社刊)の映画化。
4月26日ロードショー(京都は5/3〜)の作品を試写にて。
先日観た
『ペネロピ』に続き、
ジェームズ・マカヴォイの魅力にメロメロ。
とはいえ、この作品は13歳の少女を演じる
シーアシャ・ローナンを観るだけでも価値がある。
たったひとつの嘘が
愛し合う男女の人生を大きく変えてしまう。
果たしてその罪は、一生かけても贖えるものなのか。
詳しくは、
「京都CF!」5月号にレビューを書いてます。
★★★☆☆
『陰日向に咲く』ご存知、劇団ひとり原作の映画化。
ひとことで言えば……
劇団ひとりを見直す作品(笑)
一本しっかりと筋の通った物語に
華を添える役者たちの存在感。
連鎖していく想い、つながりがもたらすもの、
抱えていかなければいけない傷、
それゆに見える何か……。
そういったものがささやかに描かれている。
珍しく、映画を観てその原作を読んでみたいと感じた。
★★★★☆
『ゼロ時間の謎』ミステリーの女王、アガサ・クリスティー原作。
彼女の作品は100冊近くにも及ぶが、
その中でも「生涯のベスト10」の1本として
選ぶ傑作ミステリーの映画化。
ちなみに、その10本の中には
『そして誰もいなくなった』
『オリエント急行の殺人』
『アクロイド殺し』などが入っているらしい。
まあ、なんというか
登場人物の女性陣のアクがキツイこと!
イライラさせられっぱなしで、途中本気で不愉快やったわ(笑)
とくに、ローラ・スメット演じるキャロリーヌ。
自由奔放とは名ばかりのただの我侭っぷり。
いやはや、フランス映画によく出てくるパリジェンヌ。
ワタシの大嫌いなタイプ。
ここまで人を苛立たせる才能にはある意味感服だが。
むかっ腹すぎてちょっと意識飛ばしたら
目が覚めたら犯人が吊るし上げられてました(笑)
★★☆☆☆
『全然大丈夫』「大人計画」の荒川良々主演のゆるムービー(笑)
ほんまにゆるい。
想像以上にゆるい。
とはいえ、絶妙なキャスティングのおかげで
それもアリになってるところがアッパレ!
先日の『チーム・バチスタの栄光』や
テレビドラマ『ロス:ライム:ライフ』第6話を見つつ、
ココリコ田中って、いつの間にかすっかり役者やな〜と。
その他、大人計画の面々をはじめ、
基本的に舞台出身の実力派が脇をかためているのもさすが。
ホームレスの白石加代子、セリフなしやのにすごい存在感ですよ。
舞台が古本屋ってだけで、憩えてしまう。
そんな憩いまくりの雰囲気が最大の魅力。
★★★★☆
posted by しがない物書き椿屋 at 16:37
| 京都 ☁
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