2008年06月29日

『西の魔女が死んだ』/『JUNO』

『西の魔女が死んだ』

びっくりした。
開始3分も経ってないのに泣きそうになったことに。

西の魔女こと主人公の祖母が穏やかに微笑むだけで
染み入る切なさや懐かしさが胸を刺す。

手嶌葵が歌う主題歌「虹」が見事に相乗効果を発揮。
しかもこれ、もしや…と思っていたら
新居昭乃がつくってる!!
どうりで響くはずやわ。

原作が好きで映画も好きになることは珍しいが、
これは原作に思い入れのある人でも違和感なく楽しめるのでは。
原作の持つ雰囲気、世界観を崩さずに
絶妙に配役された役者たちがそれぞれの魅力で
日常的なファンタジーに仕上がっている。

いやもう、ほんまに自分でドン引きなくらい泣いた。
そして右隣の女性がまったく同じ箇所で泣くのに驚いた。
映画館で得られる妙な連帯感と親近感がそこにはあった。


★★★★☆





『JUNO』

本作がデビュー作となる脚本家ディアブロ・コディは
日本では“女クドカン”の異名を与えられているだけあって
そのテンポといい、切り返しといい、言葉選びといい、絶妙。
シニカルな笑いがちりばめられていて、
「高校生の望まない妊娠」という重いテーマにも関わらず
ポップ&キュートな作品に仕上げているから素晴らしい。

主人公ジュノのキャラクターもとことん魅力的。
ジュノの部屋の小物はいちいちかわいい(笑)
ハンバーガー型の電話とか、ね。
さらに、
1977年のパンクロックとB級映画好きなら一層楽しめるハズ。

でも途中、「そっち?!」って2度も仰け反ったので
星は若干、辛口。


★★☆☆☆
posted by 椿屋 at 22:43 | Comment(9) | TrackBack(0) | 映画アフターシアター
この記事へのコメント
最近、めっきり映画館に足を運ばなくなってしまって。。
ここの映画の感想を見てから、行こうか?考えていることがしばしば。。
大変、参考になります。
Posted by sora at 2008年06月30日 18:37
「西の魔女が死んだ」は映画館の予告で気になっていたのですが、涼さんの評価を読んで見に行く事にしました!
原作も読んでみます!
Posted by oka at 2008年06月30日 18:39
映画、見に行けてない〜(>_<)
とりあえず西の魔女は原作読んでみたいです。
Posted by しっか at 2008年06月30日 21:12
先日、泣きたくて、「西の魔女が死んだ」を観にいきました。
祖母が孫の頬を包んで「来ましたね」じわ〜っ暖かさが伝わって
うるうる・・ラストは号泣!!
人を批判せず受け入れ包む愛、自分を信じて生きる大切さ、
近年起こる母との別れ・・
その乗り越え方まで教えてくれました。
こうして思い出すだけで、泣けてきます。
大丈夫!
今を大切に、自分のままで生きて行きなさい。
と背中を押してくれた映画になりました。
Posted by しゃら at 2008年06月30日 22:13
新居昭乃ってところに目が留まった(笑)
もう大好きだよ新居昭乃。
アルバムかなり持ってるよ、新居昭乃。
西の魔女〜、観に行こうかなぁ。。
原作も読んでいないのよね。興味津々。
Posted by 夜春 at 2008年06月30日 22:27
原作も映画もまだです。
涼さんの評価、めちゃ高いので益々気になってしまいます。
映画は観に行けそうにないので、まずは原作から。
Posted by こうさきママ at 2008年07月01日 20:20
『西の魔女〜』、涼さんとほぼ同じ感想でした!
新居昭乃にひっかかるあたりもおんなじです。
『水辺にて』を読んで以来、梨木さんの文章の美しさに涙腺が緩むようになってしまい、今やダヴィンチのインタビューまでも半泣きで読んでしまうようになってしまいました(^-^;。
Posted by haru at 2008年07月01日 21:58
西の魔女、気になってました。
次はこれに決定。

先日、アフタースクール見ました。
隣のカップルが「えーっ」って大き
な声出してたけど、私も同じだった
のでうるさいとは思いませんでした。
Posted by タナコ at 2008年07月01日 23:52
>soraさま
そう言っていただけるとうれしいです。
基本、己の記憶力に不安を抱いて記録程度に残しているのですが、映画好きな人は多いので、盛り上がっていただけると楽しいです♪


>okaさま
どちらを先でも十分楽しめるとは思いますが、個人的には小説を読んでから映画館に行かれるのをオススメします。


>しっかさま
ぜひぜひ。
文庫で出てますから。
しかもいまどの本屋でもいっぱい面出しor積み上げられてますから(笑)


>しゃらさま
やはり女優さんの雰囲気がモノ言いますよね。
「I know」があんなに自然に聴こえることがすごい!


>夜春ちゃん
ね、いいよね。
新居昭乃!
しかも、それが歌い手の声とよく合ってる。
いいシーンで流れるから要チェックよ。


>こうさきママさま
きっともっと若いころに読んでいたら(と言っても、ワタシが読んだのは学生時代でしたが)、より心が震えたやろうなぁ、と少し残念に思った記憶があります。
読まれたら、ぜひ感想聞かせてください。


>haruさま
よかったですよね〜。
空気感というか、あの緑の山の中の小さな家が!
敷地に入ると、どこか異世界にでも迷い込んだような、あたたかな色と音に溢れてました。


>タナコさま
あはは。
やっぱり「えーっ」ってなりますよね(笑)
ワタシは声を我慢した分、仰け反って、瞳孔開いてましたけど。
Posted by 涼 at 2008年07月02日 14:31
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