2009年10月11日

本日、開幕。

劇団四季のミュージカル『ウィキッド』が、
本日より大阪四季劇場にてロングラン公演をスタートした。

知っての通り、あの有名な童話「オズの魔法使い」のスピンオフとも言える物語。
とはいえ、作者は別で、グレゴリー・マグワイア著「オズの魔女記」を原作に、映画『オズの魔法使』(1939年)からもインスパイアされたミュージカル作品となっている。
「オズの魔法使い」を知らずとも、充分に楽しめるエンターテインメント作品だが、そりゃ知ってる方がより楽しめるのは明白ですよね。
そこ?!
ああ、そういうこと!!
という発見がラストに向けて次々と明らかになり、とても幸せな結末を迎える。

幸せとひとことで言っても、そこには様々な感情が渦巻き、悲しみや孤独を抱えたままでも「幸せ」にはなれると気づかせる複雑さがある。
世の中は、不公平で不平等で複雑で、当たり前。
そういうことだ。

寄せられる期待、裏切れない予定調和、見て見ないふりをする狡賢さ、
欲しいものを手にするための手練手管、そして因果応報。

そういったものが巧みにちりばめられ、物語の世界観に説得力を与えている。
加えて、音楽と装置と衣装の素晴らしいこと!

とくに、主人公であるグリンダ(良い魔女)とエルファバ(悪い魔女)が
オズの魔法使いの陛下に会うために訪れるエメラルドシティのシーン。
秀逸。
濃淡さまざまな緑で溢れる眩い衣装に溜め息が洩れる。

その繊細で知的なのにパワフルな舞台を生で観て欲しい!
S席9800円の価値は充分にある。
(ちなみに、A席8000円、B席6000円、C席3000円と、リーズナブルな席もあります。)

製作発表.jpg
※写真は、5月下旬に行われた製作発表会の様子。



――その帰り、
電車の中で読むための文庫を探しに本屋へ行くと、
ふと「有吉玉青」の新刊「渋谷の神様」が目に留まった。
あの有吉佐和子の娘さんで、知ってはいても手に取ったことはなかった。
ああ、そういえばもらったパンフレットの中に
彼女が書いた文章があった、と。
これも何かの縁というか、導きみたいなものか、と購入。
移動中に読み進めていくつもり。



posted by しがない物書き椿屋 at 22:56 | Comment(2) | TrackBack(0) | お知らせ
この記事へのコメント
椿さんのブログを読んで、
ものすごーく興味を持ちました!
見てみたいなぁ。
まずはオズの魔法使いで予習をしてから
行こかなぁと思います。
Posted by 小春 at 2009年10月13日 10:01
>小春さま
是非とも!ご覧になってくださいませー。
なんならご一緒にいかがですか?(笑)
Posted by 涼 at 2009年10月13日 12:55
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