読み進めながら、ふと思い至った。
自分にとっての「面白い」本とはどんな類か?
それは、読んでる最中、もしくは読み終わった後に
「○○に読んでもらいたい」
「これを○○ならどう感じるか」
「これは絶対、○○なら楽しめる」
といったことを思える本。
今回は、本当にたくさんの友人を思い浮かべた。
哲学好きな男、小学校の先生、写真家、料理人、もちろん執事。
宮崎アニメ好きはもちろん、
建築に興味がある人、昆虫が好きな人、子どもや教育について考える人、若者との接点のある人、休みがほしい人、楽しく働いている人……
とにかく、何かしら心のひだを撫でる要素が細かく散りばめられている。
そしてそのいちいちが尤もで、奥深い。
進行役の切り口もときにハッとさせられるし
(そういう質問の仕方をワタシも心がけたいものだ)
ひとつのことからの連想(想像の広がり具合、ベクトルの方向)が
とてもスムーズなのに、違和感なく飛び石に乗る。
また、偶然年始に見たNHKでの本書関連番組も
(なんと!対談はあの京都国際マンガミュージアムで開催された)
絶妙な間合いと空気感とテーマ性で構成されていた。
こういう本と出合うと、しばらく静かに興奮できる。
それは本を読むことの最たる醍醐味のひとつ。
『となりのトトロ』は何十回、何百回も観てはいけませんよ。
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いつか読もうと ココロに刻みつけて……のわりには忘れていたが……いたやつですぅ〜
正月で未読の本の山がなくなったので、何か読みたいぃぃぃ、けど、何を?!…と思っていたところなのでさっそく。。。
よかったです。ありがとぉございます〜
私も 先日、つらつらと 私にとって「面白い本」てなんだろうと考えていました。
読み終わってすぐ、読み返したくなる、そしてその「世界」にどっぷり浸かっていたくなる本。。。かなぁと。
友人知人を思い浮かべて、あの人にコレをお薦めしてみたい……というのも ありますねぇ。
ちなみに トトロを観るたびに泣くのは私です(笑)
読んだら感想聞かせてくださいませ〜。
「面白い」本というのは、人それぞれで、その定義もまた興味深いですよね。
ちなみに、ワタシは『耳をすませば』でいつも泣きます(笑)