本屋のレジ前で偶然に見つけた。
小林かいちの画集。
彼の作品である「絵葉書」を集めたもので、
4枚1組+タイトルが書かれた外袋もセットで紹介されている。
正直、美術展で見るまで彼のことを全く知らなかったが、
その独特の存在感と、赤×黒のバランス、不自然にスリムすぎる女の佇まい、街灯、レトロモダンな雰囲気にすっかりやられてしまった。
ポストカードが売ってたら買い占めたくらいの勢いで。
なので、その画集との出会いは「買い」とばかりに飛びついた。
「小林かいち――まぼろしの京都アール・デコ」山田俊幸他編(図書刊行会刊)定価2800円+税
本との出会いにはタイミングがある。
立ったフラグを逃さない、さらには引き寄せる、力の精度を磨きたい。
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こんな本をレジ前に置いてあるセンスの本屋さんいいですねぇ。
小林かいちという方、知りませんでした。
私は細見美術館で好きやなぁと思った絵(どアップ正面顔の金魚)の本を図書館で見つけたので借りて今眺めてます。神坂雪佳という人です。
さっそく探しに行こう。
私は先日、テレビで 北斎さんの娘「応為」さんについて 詳細を知りました。
それまでは 「娘」という認識しか。
その絵に圧倒されましただ。
展覧会がないか、検索かけたけど、今のところないみたいなのでシュン(ノ_<。)
いつか 実物を見てみたいです。
夢二とか青児とかの本と一緒に画集特集みたいになってました。
美術館→本屋・図書館って、やっぱり王道ですよね(笑)
>京さま
お、好みですか!
ぜひぜひー☆
その画家のバックボーンを知ると、尚更興味が湧いたりしますよね。
もちろん、作品に力あってこそ、ですが。