面白いからこそもったいなくて先延ばしたいもの
「面白い物語」というのには二通りある。
森見登美彦著「恋文の技術」は後者。
書簡だけで進むにも関わらず、
それぞれのキャラクターも輪郭くっきりしているし
彼らの関係性や生活がにじみ出てくる。
しかも、それぞれの書簡が交互に配されるわけではなく
主人公が書く手紙だけなのに相手がどんな手紙を送ってきたか
手に取るように判る、その書き方はお見事。
その手紙がまた、
「恋文」のための修行だというのがにくい切り口。
果たして、彼の恋文テクニックは磨かれるのか。
そして恋文は無事、想い人の心に届くのか。
読みながらも、読み終えた後も、
思わず、手紙を書きたくなる。
それも、いつもより少し長い手紙を。
【本の匂の最新記事】
森見登美彦さんの文体は、普通のようでいて絶対に真似できないものだなぁぁぁと…
そしてなんだかとても 京都弁で言う「はんなり」???んーーー。。。ちょっと違うかなぁ。。。
とにかく 好きです。
ヾ(--;好きなら早く買えって。。。
明日にでも本屋に走ります(。‥。)ノ
「手紙」という題材も素敵ですよねぇぇぇ。
今日、久々に手紙を書いたら悪筆がさらにのたくってしまっていました(T.T)
なんちゅうか、頭ええなぁ、この人。という言い回しをしはる作家さんですよね。
言葉のひとつひとつは簡単なのに、その組み合わせによって意味合いが深くなる感じです。
読破されたら、ぜひ感想をば☆