ミュージアム特集の扉を飾る国立民族学博物館(通称みんぱく)での
取材中のあれこれ話を蔵出し。
ここ、とにかく広い!広すぎて軽く迷うくらい(笑)
一つひとつ見てたら一日でも足りないほどの膨大な展示量にも関わらず
「これでも収蔵品の10分の1くらいです」と広報さん。恐ろしや…。
少しずつ万博公園の方へ建物が増えていってるとかいないとか??
ひんべえ、発見! ふにゃ。
各国の仮面は、みんぱくの代名詞でもあり。
爆笑問題がロケに来たときは、
このうちのひとつが田中に似てる〜って話で盛り上がったとか。
今春リニューアルしたゾーンの中には
「世界をさわる」というコンセプトの展示スペースがあって
・じっくりさわる
・見てさわる
・見ないでさわる
という3つのコーナーが!
写真のトキは、タッチカービングという作品で
木製なのに実物そっくりの手触りに仕上げられている。
なんでも「本物のトキが間違って寄ってくるほど」らしい!
ここだけじゃなくて、みんぱくは体験展示が基本。
ショーケースに入ってたり、柵があるもの以外は
触っても大丈夫というスタンスで、楽器も鳴らしていい
その上、写真やビデオも撮影OK!これは楽しい。
ワタシが一番テンション上がったのは、エビの棺桶!
ガーナ共和国の風習で、死者の生前の職業や特技にちなんで造られる。
この棺桶の依頼者は漁師だったとか。
ビール瓶とかもありなんだって(笑)
ちゃんと担ぐとこ(青い部分)もある!
ちなみに、後ろの柱状の容器はオーストラリアのアボリジナル民族のもの。
粉にした遺骨を納めるために用いられるという。
埋葬といえば、トーテムポール=墓標。
館内にももちろん展示されているが、敷地の入口すぐにも立っている。
ここからは、「太陽の塔」も見える。後姿やけど。
灼熱の中、撮影した外観は表紙に使われてるのだろうか?
阪急電車を利用しはることがあればご覧あれ。
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