ゲストのお話はどれも面白くて、タメになった。
ここだけの裏話が満載だった(笑)
贅沢な面子で、生徒たちはそれぞれ得るものがあったはず。
世の中には思ってるより多くの、多彩な仕事があって
そこに行き着く道もさまざまということが知れただけでも
彼らにとっては収穫だったのでは。
いろんな価値観に触れて、それらをひとまず受け止める。
消化吸収はそれぞれの意欲次第!
いつか、何かを決める際に、何気なく思い出してくれればいい。
後期は、浴衣の着付け講座も追加。
女子5人とがっつりお稽古を。
5日も続けて練習していると、日に日に上達する彼女たち。
若いだけのことはある!

最終日には、向かいの視聴覚室で別の講習を受けていた友だちに自慢したり。
キモノに興味を抱いてくれたようで、京都に買い物行きたい!って言ったり。
よしよし。
こうやって地味〜に和装の良さを広めていくのも大切なことだわ。
みんなに、ワーキャー言われてると、一人が慌てて隠れる。
どうやら明日の花火大会に着て行くらしく、カレシがそこにいたもよう。
かわいいねぇ。
青春の1ページを間近で見てきたなぁ。
トータル、実りのある夏であった。
〜本日のささこと〜
内田「このあいだ、若い人に『折り合いをつけることの大切さ』を説いていたら、『それは妥協ということでしよう』と言われた。妥協したくないんだそうです。『妥協』と『和解』は違うよと言ったんですけれど、意味がわからないらしい。」
鷲田清一・内田樹「大人のいない国」(文春文庫)より
※「ささこと」とは、刺さった言葉の略。小説、マンガ、ドラマ、映画、さらには友人知人との会話に至るまで……さまざまな状況で見聞きした言葉の中で、ワタシの心が奮えたものの記録です。
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