岸和田のどこの家でも読まれている絵本があるという。
だんじりのことが描かれたその本は、岸和田の子供たちのバイブルだとか。
「それ読んでみたいな」と言ったところ、
生徒Tが「7泊8日で貸したるわ」と持って来てくれた。
Tはもちろん今年のだんじりも学校を休んだ。
青年会の集まりにも必ず顔を出している。
宿題はほったらかしでも、練習は欠かさない。
手にマメつくって、それがめくれて。
それでもだんじり精神が根強く居座っていて
「この熱気はどっから来るのか?」と思っていたら、
答えはここにあった!!
幼稚園でも紙芝居のように先生が読んでくれるのを
子供たちはみんな前のめりで聴くらしい。
「この絵本は、岸和田っ子のバイブルです!!」
岸和田仲間のSと二人で力説してた。
それって、洗脳ですよね?(笑)
破れたところには丁寧にセロハンテープが貼ってあり、
何度も何度も大切に読んだことがうかがえる。
こういうふうに記憶に残り、人生を左右する本が
世の中にはたくさんある。
ワタシがまだ出会ってない本も。
TとSに出会わなければ、この本の存在を知らぬままだったし、
そういうことを改めて考えることもなかったかもしれない。
面白い。
そう思えば、来月開催する「ブクブク交換」も
思わぬきっかけになるかもしれない。
いままでより期待が大きくなってきた。
みなさん、ぜひご参加あれ〜!
参加希望の方は、ことり会までメールでご連絡を。
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