2003年02月15日

『月魚』 三浦しをん (角川書店)


“秘密を抱え、
 彼は彼に会いに行く。
 あの雑木林の向こう、
 古書店「無窮堂」まで。”
 この本、もちろん上記の帯のコピーにも惹かれたんやけど、何よりもばらりとめくった冒頭の文章が気に入って即買いしたん。
“その細い道の先に、オレンジ色の明かりが灯った。
 古書店「無窮堂」の外灯だ。瀬名垣太一は立ち止まり、煙草に火をつけた。
 夕闇が迫っている。”
 このあたり。ふっと映像が頭を支配するやん? 物語を読むって、そういうことやと思うから。
 「水の底には秘密が沈んでいるのです。」っていうあとがきの言葉を、実感してみてほしい一冊。

posted by しがない物書き椿屋 at 00:00 | 京都 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 本の匂
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