2008年02月21日

ときめく言の葉

漢字の組み合わせや、漢字そのものが持つ意味にうっとりすることが多々ある中で、ときには音にときめく言葉に出会うもの。
またもや羅列。


まにまに。ちんぷんかんぷん。しゃにむに。のんべんだらり。粗忽者。ぐうたら。強者(つわもの)。せせらぎ。夜の帳(とばり)。丑三つ時。とことん。すべからく。そもそも。あからさま。十六夜(いざよい)。えっちらおっちら。白々しい。云々(うんぬん)。おどろおどろしい。かきつばた。件(くだん)。ことごとく。あちこち。些細。しがらみ。時雨。静寂(しじま)。そぞろ歩き。謀(たばか)る。番(つが)い。とにもかくにも。ないがしろ。根こそぎ。がむしゃら。ひねもすのたりのたり/蕪村。四六時中。ふつつか。メリハリ。埒(らち)。戦慄(わなな)く。しゃかりき。
タグ:言の葉
posted by しがない物書き椿屋 at 12:23 | 京都 ☀ | Comment(17) | TrackBack(0) | 外から
この記事へのコメント
まにまに・・・最近好きになりました。
言葉の響きに記憶をくすぐられます。もっと色んな本を読みたい。
日本語の美しさにひかれる今日この頃・・・

2006年10月まで遡り中、ぼちぼち晩御飯作らねば…
Posted by しっか at 2008年02月21日 15:36
>しっかさま
「まにまに」は呪文みたいで
そのくせ奥深い意味を持っていて
とても好きな日本語(古語)のひとつ。
好きになっていただけて、うれしいです☆

美味しい晩ごはん、つくってくださいませ(笑)

Posted by 涼 at 2008年02月21日 17:02
こんばんは〜

まにまに
↑どうゆう意味ですか?
初めて聞きました♪
Posted by 新潟ッコ at 2008年02月21日 17:39
言葉には、不思議な力がありますよね。

人を喜ばせたり、傷つけたり。
人に伝えたり、伝えられたり。

言葉って素敵なものですね。大切にしたいものです。
Posted by よっし〜 at 2008年02月21日 17:46
意味を知っているつもりで使っている言葉もありますね。
使い方間違えてる・・・?と聞きながら話してみたり。反省です。
子供と一緒に、もう一度国語の勉強始めようかしら。
Posted by こうさきママ at 2008年02月21日 18:02
しゃにむに働き休みはひねもすのたりのたり……そういうメリハリ!?のある生活なんて如何ですか?しゃかりきになって仕事しても今の時世給料上がる訳じゃなし……で働く意欲なくす若者がフリーターになるのかな!?ある程度お金たまったら辞めて遊ぶとか……そういう感覚なんでしょうかね!?あくせく働くのは団塊の世代だけ?
Posted by 柚 at 2008年02月21日 18:04
涼さん、こんにちは。
マメに更新してくださって、ありがとうございます。

日本語って素敵だな、と思う事があります。
それは時に、英語には訳せないような曖昧な意味合いを持つものだったりしますが。

涼さんは、「言霊」って信じますか?
私は信じています。
「言葉」の持つ力みたいなもの。
”有言実行”もその一つかなぁ?これはちょっと違うかなぁ?
Posted by さよ at 2008年02月21日 18:19
『十六夜』字も響きも好きです。TVやラジオから「いざよいの…」と聞こえると動きが止まっちゃいます。
ペンの試し書きは必ずと言っていいくらい『桜』って書きます。これまた、字も響きも花も好きです。
日本語は漢字と音で風情を感じる、色の名前も素敵ですよね。群青、藍、瑠璃、山吹、…。
Posted by ぺんぎん at 2008年02月21日 21:45
「宙ノ名前(そらのなまえ)」某写真集のタイトルですが、非常にそそられます。
日本語は美しいとつくづく感じますね♪
Posted by あかり at 2008年02月22日 01:00
ちょうど昨日「閑古鳥が鳴く」が娘に通じなくて、嘆いていたところでした。もっと日常でいろんな表現を使っていきたいと思います。

ぺんぎんさんがあげておられる色の名前も、微妙な色合いを表していますね。たとえば群青と藍の違いとか。
ドラマちりとてちんが始まった時、オープニング映像の美しさに目が止まりました。着物の柄のようですね。
Posted by タナコ at 2008年02月22日 06:58
>新潟ッコさま
まにまに【随に】
@他の意志や成り行きに任せる意。
 〜に任せて。〜のままに。
Aある事態の経過について行われる意。
 〜につれて。〜とともに。
と、古語的な意味はもちろんですが、
なるようになる、明日は明日の風が吹く、
みたいなニュアンスですね。
投げやりではなく、人知を尽くして天命を待つといった具合です。


>よっし〜さま
言葉の持つ奥行きの深さを
敏感に受け取れるだけの感性を磨いておきたいと日々思っています。


>こうさきママさま
ワタシもカテキョ先の生徒たちとの授業で
新たな発見に感じ入ることも多々あります。
一生、言葉と向き合っていくなら
一生、楽しく学びたいものですね。


>柚さま
いやぁ、あくせく働けど、貧乏暇ナシでして(苦笑)
でも、メリハリのある暮らしは理想です。


>さよさま
「言霊」については、
椿屋サイト内の「ものおもふ」というカテゴリーで書いているので、お時間のあるときにご覧になってください。
http://www.geocities.jp/tsubakiyaweb/


>ぺんぎんさま
色、いいですね。
2005年の椿屋サイトTOPイラストは、
「重ねの色目」がテーマでした。
本なら、『色の名前』『日本の色辞典』あたりがオススメです。


>あかりさま
角川書店のネイチャーシリーズは
どれもなかなかいいですよね♪


>タナコさま
「閑古鳥」が通じませんかぁ。
そうでしょうねぇ。
あれは、実際に鳴いているお店などを目にすると、妙に納得するものなんですが(笑)

「ちりとてちん」のオープニングは
本当に美しいですよね。
大河「篤姫」のオープニングも絶妙です!

Posted by 涼 at 2008年02月22日 12:40
いつも楽しく拝見させて戴いております。
携帯のPCサイトビューアーで読んでいると妙な所で改行されてしまって(-.-;)
そもそも。あからさま。十六夜。えっち………らおっちら。
ドキドキして思わず読み返してしまいました。
アホですいません(・_*)\ペチ
Posted by けいりん at 2008年02月23日 10:54
>けいりんさま
それはまた、謀ったような改行で(笑)
言葉って愉快ですよね。
Posted by 涼 at 2008年02月23日 14:17
おひさしぶりです〜
私も「件(くだん)」好きです。

大学のときに古文書を読解をあてられて「拠如件」をいちかばちかで「よってくだんのごとし」と読めてから清清しくて好きです。
拠って件の如し。やっぱカッコイイなぁ。
でも思い出付きの言葉好きですね。ちょっと主旨がちがいますな。
Posted by 高やなこ at 2008年02月23日 16:38
>高やなこさま
お久しぶりです!
なんということもない言葉に何かしらの思い入れがあるもので、それもまた言葉の持つ力ゆえかと思いますね。

Posted by 涼 at 2008年02月24日 23:37
はじめまして。
好きな言葉の羅列っていいですね。
音の響きでいうと、私はサ行とラ行に弱いです。

冷涼、笑止千万、ささらほさら、華奢、早々に、収縮、凛々と、白湯(さゆ)。
考えるだけで楽しい気分になれました。
Posted by えりっく。 at 2008年02月28日 01:22
>えりっく。さま
いらせられませ。
無造作に並べたつもりの言葉にも法則があるように見えてくる。それもまたをかし。
華奢、白湯、いいですね。
これ考え出すと、意外と地味に楽しいです(笑)
Posted by 涼 at 2008年03月01日 01:16
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