いまやこの小さくて薄っぺらい文明の利器は、わたしの稼ぎのほとんどを握っているのだ。
ああ、なんて不本意な!
残りを握っている通信機器FAXは、どうにもこうにも調子が悪いし。
さらに小さなケータイと呼ばれる機械は、ところかまわず振り回してくれる。
ああ、なんて不愉快な!
でもまあ、仕方ありません。
着物きて、文机に向かって、筆で原稿をしたためるわけにもいかず。
それを、書生さんに届けてもらうわけにも、もちろんいかず(想像すると、ちょっとウットリ)。
ボタンひとつで、クリックひとつで、原稿や書類が相手の元へ届くんだから、この便利さを放棄するのは愚かだと。
分かっていても、たまに、鳴ってるケータイを無視したり、ノートパソコンのフタをしたまま触りたくないときもあります。
ああ、こんな懺悔な告白。
単なる自慰行為にもなりゃしねぇ。
さ、お仕事しましょ。
でもって、一段落したら、友人にメール送ったり、友人のサイトを覗いたりしよっと。
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