「石油!」(アプトン・シンクレア著)を脚色した作品。
石油採掘によって富と権力を手に入れた山師の破滅的な人生を描く。
全米では、公開と同時に
『市民ケーン』『ジャイアンツ』と並ぶ古典的名作
と、絶賛されたのだとか。
4.26〜全国順次ロードショー。
★★☆☆☆
『ハンティング・パーティ』
国連にもCIAにも捕えられない重要戦争犯罪人への取材に挑んだ
たった3人のジャーナリストたちの奮闘を描くこの作品、
「エスクアイア」誌に掲載された驚愕の実話を下敷きにする。
注目すべきは、リチャード・ギア!
甘いマスクの気障男が似合う彼だが、
今回はかつて戦場リポーターとして頂点にいながら
とある事件をきっかけに破滅し、どん底でもがき
何とか再起を図ろうとする主人公を演じている。
個人的には、『愛と青春の旅だち』でクラっときたが
こういう泥臭い役も意外とハマるな、としみじみ。
5.10〜ロードショー。
★★★★☆
『P2』
久しぶりに、さぶいぼ(鳥肌)出るホラー映画を観た。
ひとりだけの残業。
深夜の地下駐車場。
P2とは、地下2階駐車場のことだ。
そこを舞台に、若い女性が誘拐・監禁され
いかに生き延びるかというリアル・サスペンス。
生々しいストーカーの狂気。
迫り来る死の恐怖。
叫べども届かない声。
携帯電話も圏外の密室。
そして、何より背筋がぞくりとするのは
一切の言葉が通じないという現実。
同じ言語を使っているのに。
言葉がすれ違っていく。
彼女懇願は聞き届けられず、
自分の想いを成就させようとする犯人。
そこに生まれる齟齬こそが、真の恐怖を突きつける。
この作品、日本のホラー映画監督にこそ見せつけたい。
中田秀夫が支持されているうちは日本のホラー映画界に未来はない。
5.10〜全国順次ロードショー。
★★★★★
『ラスベガスをぶっつぶせ』
圧倒的な数学力を誇るMITの学生がチームを組んで
ラスベガスで人生を切り開いた実話を映画化。
ある教授のもとでBJ(ブラックジャック)の必勝法を編み出した
MITの選ばれた学生たちが、卓越したその頭脳を持ってして
隙のないチームワークでラスベガスの攻略に挑戦する。
数学の天才VSラスベガス。
その勝敗や、いかに!?
頭いいって素晴らしい才能。
それをただ学校のテストだけでなく、使いこなせることこそが
本当の才能なんだとつくづく思わされる作品。
ハラハラドキドキしつつも、最後はスカッ!と爽快。
エンターテインメントってこういうこと。
5.31〜ロードショー。
★★★★☆
『王妃の紋章』
ビバ!コン・リー。
この映画は彼女のためのもの。
絢爛豪華な宮殿の美術力だけでも観るに値する作品だが、
そこに渦巻く人々の愛憎こそがもっとも気高く、美しく、毒々しい。
チャン・イーモウ、やってくれる。
この映画における彼の最大の功績は
王妃役にコン・リーを選んだこと。
これに尽きる。
★★★★☆
『モンゴル』
浅野忠信主演の、話題の?映画。
壮大。
自由。
プライド。
愛。
仲間。
壮絶。
命。
そういったものがリアルに描かれている。
のに、
何か足りない。
でもそれが何か、ピタリとはまる言葉が見つからない。
悪くなかったんやけど…。
けど、何?って感じ。
何やろなぁ。
★★☆☆☆
『クロサギ』
ご存知、連ドラの映画版。
相変わらず、堀北はワタシをイラッとさせる。
ドラマの決着が映画で着くのかと思って
まあ、1000円やしと観に行ったものの。
まだ引っ張るのか?ってラストに脱力。
もうええけどねぇ。
連ドラのときも思ってたけど、
なんでみんなあの変装に騙される?
どっからどう見たって、山Pやん!
一般人でももう少しうまく化けるんじゃね?
至近距離で話もしてて気づかないって相当間抜け。
本作の場合、最大の間抜け者は竹中直人。
常に舞台口調、舞台芝居の大地真央に苦笑。
板の上だといい役者なんやけどなぁ。
映画やとやっぱ大振りすぎるねんなぁ。残念。
テレビのスペシャルドラマならなんら問題なし。
★☆☆☆☆
【アフターシアターの最新記事】
ホラーはパス。(あの手の映画は隣で手でも握ってくれる人がいないと・・・いないんだなぁ、これが)
ありがとう、参考になりました。
タイムリーだったようで、何よりです。
ぜひぜひ、ご覧くださいませ〜。
★は正直なところなので(笑)