すっかりお馴染みのわが母ミキヨ。
今日のメールなんて、タイトルが「ひとりごと」。
開いてみると、
「今日お父さんと買い物に行きました髭剃りをはりこんだあと

」
文章の切り方がおかしいが、気にせず読み進める。
「お父さんが買った物はインスタントの焼きそばとレトルトのカレーうどんの素とうどん(ここでラーメンの絵文字)食べたいみたい


少しかわいいでしょ


」
うちの親父殿は、インスタントやジャンクフード、スナック菓子などとは無縁の生活をしていた人で、油モノを食べると必ず下すほどに胃腸が弱い。
それなのに、退職したら途端にインスタントにレトルトとは。
翌日、おなかを壊しても問題ない身になったからだろうか。
「100円ショップへも連れて行ってあげましたよ


面白かったよ



」
微妙に上から目線な物言いなのが笑えるところではある。
娘が心配するよりは上手くやっているようで安心だ。
ところで。
そんな母ミキヨとのつきあいももうすぐ30年。
その中でも記憶に残る格言がいくつかあるのだが、
ダントツなのは
「いいなと思ったら人のものですよ」これに尽きる。
何しろ、野菜の話やらの後、FAXの結びの文面だから面食らう。
しかもまだ20代前半のころ。
諭すのが早くないですか?
年々、痛感させられるんですけどね。
そして、ワタシの周囲ではなにかにつけこの格言が多用される。
「いいなと思ったら人のもんやからな!」と。
母よ、心に刻みつけていいオンナを目指し精進したいと思います。
posted by しがない物書き椿屋 at 21:57
| 京都 ☀
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母ミキヨ