2011年01月22日

そっちのけ

京都大学[理系]入試問題
2009年前期日程より


(前略)大事なのは「音読する」ということである。今の日本語は音声面を無視しすぎていて、そのために文章に生気が乏しいのだと私は思っている。
 しかし、言葉のリズムに関してさらに大事なのは、木下順二「古典を訳す」が提出した疑問である。――『平家物語』第四「橋合戦」の一節、

  大音声をあげて名乗りけるは、「日ごろは音にも聞きつらん、今は眼にも見給え。三井寺にはその隠れなし。堂衆の中に筒井の浄妙明秀という一人当千の兵ぞや。われと思わん人々は寄り合えや、見参せん」。

というのを、近ごろはやりの「現代語訳」をして、

  大声をあげて名前を告げていうには、「ふだんは評判ででも聞いていたろう、今は眼でよく見なさい。三井寺では私を知らぬ者はいない。寺僧の中の、筒井の浄妙明秀という、一人で千人をも相手にするという強い男だぞ。われこそと思うような人は集まってこい、対面しよう」。

と訳したら、これは訳したことになるかという問題である。なるほどわれわれ現代人には「現代語訳」の方が分かりやすいかもしれない。しかし原文がもっている朗朗とした響きとリズム、そしてその響きとリズムによって、文が力強く読者にせまってくる緊迫感、そういうものはこの「現代語訳」では完全に消えている。そういうものを消してしまった文章で『平家物語』を読んで、そこに何が書かれているか分かったとしても、それで『平家物語』を読んだ、あるいは理解したことになるかということである。むろん、なるわけはない。(中略)分かりやすいだけの文には言葉の生命がない。



これは、柳沼重剛氏の「書き言葉について」からの出題。
同文は『語学者の散歩道』(岩波現代文庫、2008年6月17日出版)に収録されている。
筆者は1926年東京生まれ、京都大学文学部卒業後、東京大学大学院に進学・修了。
筑波大学名誉教授となり、2008年に死去。

生徒が問題を解く間、解説の確認もそっちのけで熟読してしまう。
こういう問題に現役本番で当たらなくてよかった。
余計なことを考えすぎて、解答欄を埋めるどころじゃなくなったろうから。

posted by しがない物書き椿屋 at 21:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | しごと帖
2011年01月21日

見守る

来週28日に学内で行われるゼミ発表会に向けて、
自主的に集まった面々が諸々の打ち合わせ。

糖分補給はカントリーマアムで。
准教授の差し入れもカントリーマアムで。

110121_142801.jpg

これ、レンジであっためたらより美味しく食べられるらしい。
と、生徒から教えてもらう。

そんな話をしているうちに、打ち合わせは終了。
ワタシ、おやつ食べに来ただけでした(笑)

posted by しがない物書き椿屋 at 16:16 | Comment(2) | TrackBack(0) | しごと帖
2011年01月14日

最初で最後

今年最初のゼミは、取材先の先方校正について進捗報告。
と、学内外の人たちに向けての発表会をどうするか
案を出しながらタイムスケジュールを決めていく。

来週はすでに試験期間なので、実質の授業は今日が最後。
生徒たちは発表会リハーサルのために自主的に集まるので
その日はワタシもちらと顔を出すつもりだが、
あとは28日の発表会&3月22日の卒業式を残すばかり。

早くて長い2年間やったな、と振り返ってみて。
ま、しんみりするのはもうしばらくお預けで。

ゼミ長からお土産にもらったココナッツ味のm&m'sを食べながら
〆切が迫る原稿をやっつけていこう。

110114_154001.jpg





〜本日のささこと〜
「力を尽くしたところでどうにもならないことが人の世にはあまりに多い。多くの年寄りが信心深いのはそれを思い知っているからだけれど、死守すべきものが無い独り身では神頼みさえも緩やかだ。占いの結果なんて夕方には忘れていることが多いし、柚子湯の翌日に風邪をひいたからって特別悲しくもならない。」
「僕の背中と、あなたの吐息と」沢木まひろ(メディアファクトリー)より





※「ささこと」とは、刺さった言葉の略。小説、マンガ、ドラマ、映画、さらには友人知人との会話に至るまで……さまざまな状況で見聞きした言葉の中で、ワタシの心が奮えたものの記録です。
posted by しがない物書き椿屋 at 19:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | しごと帖
2011年01月13日

うっとり

小学校をリノベーションした施設としては、
京都なら「京都国際マンガミュージアム」「京都芸術センター」が有名だが、
神戸・北野にもある。

それが旧北野小学校にいくつものショップが入った「北野工房のまち」

110113_120904.jpg

今日はここで、とある体験取材。
その詳細は、また後日お知らせするとして。

たくさんあるショップの中で、ワタシの心を鷲掴みにしたのが
「マッチ棒」というマッチの専門店!

定番のものから、レトロな復刻版やポップ&カラフルなものまで。
店内にはずらーっとマッチばかりが並ぶ。
ついつい、必要ないのにあれこれ欲しくなって、
煙草を吸う友人たちの顔を思い浮かべて3つ+自分用を購入。
缶タイプは、底で擦るようになっていて
壜に入っているのは壁や靴底で擦れるもの。
西部劇でマッチ擦るシーンは、やっぱグッとくるよなぁ。

110113_212408.jpg

posted by しがない物書き椿屋 at 16:08 | Comment(3) | TrackBack(0) | しごと帖
2011年01月09日

やっぱり教師

久しぶりにカテキョ。

110109_213934.jpg

部屋に「月刊EXILE」がずらり。
小学生だった真ん中の女の子も、今年成人式やもんなぁ。

末っ子の大学受験直前のセンター試験対策をして、
来週末からは京大の理系国語について解説することに。
古典&漢文、久々すぎて現役受験生に太刀打ちできません(笑)
教え子が賢くなってて、驚くやら、感心するやら。

月日の流れは誠実で残酷だ。





〜本日のささこと〜
「明るい空間はよそよそしいが、暗い空間はなれなれしい。」
「住居空間の心身論―『奥』の日本文化」狩野敏次(平成20年度センター試験本試験問題)より





※「ささこと」とは、刺さった言葉の略。小説、マンガ、ドラマ、映画、さらには友人知人との会話に至るまで……さまざまな状況で見聞きした言葉の中で、ワタシの心が奮えたものの記録です。
posted by しがない物書き椿屋 at 23:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | しごと帖
2011年01月04日

仕事始め

今年は5日の取材が仕事始めのつもりでいたら
大晦日に4日の取材依頼がきたので京都に帰るついでに行くことに。

場所は川西。
初!能勢電鉄電車

写真を趣味(というか、もはや生活の一部)にする女性のインタビュー。

110104_113834.jpg

取材中、カメラマンさんの仕事に興味津々の彼女
そりゃそうだ(笑)

途中、ストラップのつけ方豆知識で盛り上がる。
それを横で聞きながら、ワタシも「へぇ〜」を連発。
勉強になる取材でした。





新年初!本日のささこと〜
「大人になることは、自分の可能性が目に見えて減ってゆく痛みを生きることでもあると思う。」
「プロトコル」平山瑞穂(実業之日本社文庫)所収『解説』津村記久子より





※「ささこと」とは、刺さった言葉の略。小説、マンガ、ドラマ、映画、さらには友人知人との会話に至るまで……さまざまな状況で見聞きした言葉の中で、ワタシの心が奮えたものの記録です。
posted by しがない物書き椿屋 at 18:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | しごと帖
2010年12月20日

顔出し

マガジンハウスのWEB「ダカーポ」で記事を書いております。
10月1日、本町ガーデンシティにオープンした
「セント レジス ホテル 大阪」について。

ぜひ、ご覧くださいませ。

http://webdacapo.magazineworld.jp/lifestyles/36854/
posted by しがない物書き椿屋 at 10:31 | Comment(4) | TrackBack(0) | しごと帖
2010年12月17日

本日、卒論提出日。

年内最後のゼミ。
全員揃っての卒論提出です。

101217_155756.jpg

仕上げたガイドブック2部と、各自のレポートを持って指定の教室へ。

101217_155825.jpg

途中、タイトルに「V」が抜けてたり
「つくる」と「作る」が統一されてなかったりと
一瞬あわわ!となる場面があったものの
何とか無事、全員のレポートが受理された。

感無量。

まだ先方校正やら、制作発表会やら、
製本やらの作業が残ってはいるものの
ひとまずこれで卒業は約束されたも同然。

長いようで短かった、濃縮な2年間だった。

表紙.jpg





〜本日のささこと〜
「たとへば君 ガサッと落葉すくふやうに 私をさらつて行つてはくれぬか」河野裕子
友人Kからのメールより





※「ささこと」とは、刺さった言葉の略。小説、マンガ、ドラマ、映画、さらには友人知人との会話に至るまで……さまざまな状況で見聞きした言葉の中で、ワタシの心が奮えたものの記録です。
posted by しがない物書き椿屋 at 21:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | しごと帖
2010年12月11日

スタート24時

金曜も朝からテスト監督。
昨日1限目が国語のテストだったので
「先生、オレがんばったやろ!」
「先生、オレ補習なしやんな?!」
「先生、オレ漢字はちゃんと書けたで」
と、先生攻撃にあう。

よしよし。


午後からは大学へ。
授業までの時間は、教室でアポ入れ。
情報教室なのでネット環境も整っていて大変便利。
広い事務所、みたいな感じ。

終わったら、居残り組を主査の先生に託して
すぐさま出町柳まで移動してカフェ取材。

小一時間くらいで終わらせて、真っ直ぐ帰宅。
それから電話打ち合わせ1本、原稿1本をやっつける。
23時すぎに執事から必要データをもらって、入稿したら
24時からの約束である恒例!店主呑み会へ。

そして、かわいい愛車(ちゃりんこ)は修理のため入院。
年内いっぱいはチャリなし生活、めっちゃ不便!

101212_144656.jpg

帰りにお店で来年の日めくりカレンダーをもらう。
いいよね、日めくり!
あの薄〜いシャリっとした紙の透け感と手触りがたまりません。
とはいえ、一人暮らしをはじめて初の日めくり。
めくんの楽しみ☆

そんな濃密な週末でした。

posted by しがない物書き椿屋 at 03:45 | Comment(4) | TrackBack(0) | しごと帖
2010年12月09日

ブツ、物、ぶつ、そして土産。

本日は朝から取材。

101209_100938.jpg

ベトナムフレンチ「XUAN」にて人物撮影×2.5!
庭でモデルに扮している
男前豆腐店社長ジョニーの撮影風景を撮る
アオザイ仕立て屋「LinhHoa」女社長の図。

101209_101147.jpg

ジョニーの前掛け、キンキラキン☆の男ボタンで男文字!!

その後、日が暮れるまで店取材をこなして、夜はスタジオで商品撮影。

101209_182234.jpg

手分けしてピックアップしてきた餅やら、紙やら、湯葉やら何やらを
手際よく順々に撮影していくカメラマン2名+準備係の編集者&ライター。
ワタシのこの日の一番の仕事は、3合分のおにぎりを握ったことです。

101209_183303.jpg

撮影するために開封した食品たちは、4人で仲良くわけわけした。
ちょっと生活が潤う♪





〜本日のささこと〜
「こいつ、神やな!!!」
湯葉ちりめんを味見したカメラマンN氏の強烈な感想より





※「ささこと」とは、刺さった言葉の略。小説、マンガ、ドラマ、映画、さらには友人知人との会話に至るまで……さまざまな状況で見聞きした言葉の中で、ワタシの心が奮えたものの記録です。
posted by しがない物書き椿屋 at 23:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | しごと帖
2010年12月02日

はらはらと。

落ち葉、舞い散る御池通。

101202_125532.jpg

久しぶりに店舗取材。
クリームチーズケーキの後、タルトタタン。

特集は「大切なひとに贈るスイーツ」。
詳しくは、2月1日発行の『スルッとKANSAI遊びマップ』にて。

タルトタタン、めちゃうま☆

101203_021151.jpg
posted by しがない物書き椿屋 at 18:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | しごと帖
2010年11月17日

ホンモノ

いま、しごとで関わっている「セント レジス ホテル 大阪」には
バトラーがいます。何人もいます。

「セント レジス」は、1904年にニューヨークで開業した5つ星ホテルで
マリリン・モンローやサルバドール・ダリらに愛されたことでも知られる
世界屈指のラグジュアリーブランドのひとつ。
カクテル「ブラッディ マリー」発祥のホテルでもあり
日本初の大阪では、それをアレンジした「ショーグン マリー」が楽しめる。
そして、何より注目されているのが他に類を見ない「バトラーサービス」。
部屋にある電話のバトラーボタンひとつで、
バトラーがそそとやって来てくれるわけですよ!
「お呼びでございますか」とか言って。きゃー。

本物のバトラーかぁ。
と、興味津々で取材したことは言わずもがな(笑)

その中でも、
・バトラー精神は武士道に通じる
・名作「日の名残り」
・奥ゆかしさ
が、いまでも鮮明に思い出せる『ささこと』です。

宿泊はちょっと手が出ない、という人も
けっこうお手軽なビストロやバーもあるので
「ラグジュアリーなおもてなし」を体感しに行ってみてください。

来る22日には、ホテルが入っている「本町ガーデンシティ」
クリスマス点灯式があるので、お近くの方はぜひ。
そのとき配られるパンフレットはワタシが文章を書いてます。

101118_202408.jpg

posted by しがない物書き椿屋 at 22:55 | Comment(4) | TrackBack(0) | しごと帖
2010年11月14日

小テストづくり

漢字の小テストをつくる。
ひたすらに。
とにかく書いて覚えてもらうしかない。
「娘」をヨメと読む生徒たちのため、家でも仕事。





〜本日のささこと〜
「いいですか、ただ絵を見に来る人間なんていないんです。夭折した天才のストーリーを見に来るんだ。」
ドラマ「相棒season9」より




※「ささこと」とは、刺さった言葉の略。小説、マンガ、ドラマ、映画、さらには友人知人との会話に至るまで……さまざまな状況で見聞きした言葉の中で、ワタシの心が奮えたものの記録です。
posted by しがない物書き椿屋 at 21:16 | Comment(4) | TrackBack(0) | しごと帖
2010年10月25日

そうだ旅館、行こう。

「そうだ京都、行こう。」と思われた方へ。

京都での夜を過ごすなら、
西本願寺の向かいにある、穏やかな時間が流れる和泉屋旅館はいかがでしょうか。

実は、同旅館がHPを大幅リニューアルするにあたり
文章を担当させていただきました。

写真家・石川奈都子嬢&WEBデザイナー・横山キック氏と
刺激的なモノづくりの時間をともにさせてもらって
細かいことが心の襞から沁み込むお仕事でした。
女将さんや料理長とのお話も興味深かったし。
譲れないものを譲らないために
必要な筋の通し方、言葉の選び方、時間の遣い方…
改めて感じ入ることも多かった。

よければ、HP全体の感想などお聞かせくださいませ。
posted by しがない物書き椿屋 at 23:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | しごと帖
2010年09月09日

自腹スイーツ

宇治にある有名茶房にて秋限定パフェの撮影。

100909_103852.jpg

お好みで抹茶をふりかけていただくということなので
撮影直前に美しく抹茶をかけている図。
スタッフさんが少しずつかけるのを
カメラマンM氏と広報担当の社員さんが見守る。
のを、遠くから見守るワタシ(笑)

ところで。
取材中、ちょっとはにかんだ笑顔で来店した青年がいた。
スタッフさんとも顔なじみのようだったので
開店直後という時間帯もあって
「さぞかしここのファンなんやろな〜」と思いながら見ていた。

ら、撮影中。
「あ、彼は社員です。今日休みなんですけど…」とスタッフさん。

件の彼は、いまからさあ!出かけるぞ。といった適度に気合いの入った格好で
店を後にするときも、そりゃまあやさしい笑顔で颯爽と去っていった。

すると、「お出かけ前の糖分補給ですね〜」とまたもやスタッフさん。
微笑ましい。
まさしく、この店には愛がある。

ちなみに、物販はありだが、茶房での社割はないらしい(笑)


100909_110357.jpg

さて。
そんな素敵な社員さんたちが働くお店のパフェがどんなにか美味しいか、については
11月1日発行のフリーマガジン「スルッとKANSAI遊びマップ」をご覧ください。
この冊子は、スルッとKANSAI 加盟各社局の駅・営業所を中心に配布されてます。
が、関西圏以外にお住まいの方はWEBでも一部見ることができます。





〜本日のささこと〜
「明仁のこういうしらじらしいところが嫌いだったんだ、とまた思った。先週も思ったし、その前も思ったし、二十年前も思った。
 けれど、そんなことはたいした問題ではないのだ。気になる些細なことが、惰性で流れていくことは承知している。だからこうして、明仁に会ってしまうのだ。」
「フリン」椰月美智子(角川書店)所収『シニガミ』より




※「ささこと」とは、刺さった言葉の略。小説、マンガ、ドラマ、映画、さらには友人知人との会話に至るまで……さまざまな状況で見聞きした言葉の中で、ワタシの心が奮えたものの記録です。
posted by しがない物書き椿屋 at 18:22 | Comment(3) | TrackBack(0) | しごと帖
2010年08月31日

クリエイティブとは、

●●である。

というテーマで約30分の講演をしてきた。
某印刷会社にて。

レジュメなし、ホワイトボード使用で、内容濃いめの30分間。
このために、改めて己の「ものづくり」に対する姿勢や想いについて考えた。
こういうことでもないと、そんなこといちいち言葉にすることはないので
いまこのタイミングでいい機会をもらったな、と思う。

どんな話をしたかは割愛するとして。
「クリエイティブとは人生ゲームである」とまとめた。
そして、笑顔で「お仕事ください☆」とお願いしてきた。がはは。

楽しいお仕事ができたらいいな。
この縁をつないでくれた幾人かの人たちに感謝しながら、期待してます。
某印刷会社の名刺交換をさせていただいたみなさま、何卒よしなに(笑)

posted by しがない物書き椿屋 at 23:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | しごと帖
2010年08月20日

現場

100820_145356.jpg

しばらく販売員と化していたので、久方ぶりの本業(笑)

西本願寺近く「和泉屋旅館」の一室にて。
料理長にお話をうかがいながら、次々と料理撮影。
写真は、撮影用の和紙を買うために写真家&若旦那が不在中に
デザイナーとドラマ談義をしながら。
雑多さがリアルな光景です。

もう少しカタチになったら、ここでも紹介しますので
そのときはみなさまご覧になってくださいませー。
posted by しがない物書き椿屋 at 23:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | しごと帖
2010年07月12日

集まるブックカバー

本好きゆえに、ブックカバーを見るとついつい買ってしまう。
本好きゆえか、人からブックカバーを貰うことが多い。

黒染のアイテムに自分の好きな紋を入れられる
「馬場染工業」さんの取材中に
豊臣家の家紋を施したブックカバーを撮影するにあたり
ワタシの私物である文庫本に被せたところ
うっかりお店に忘れてきてしまい
スタッフさんから電話をもらって慌てて戻ったら
「このままどうぞ」とカバーをいただいてしまった。

image.jpg

忘れてよかった(笑)
ちなみに、この紋は豊臣家のもの。



「京の黒染屋」として明治3年から伝統を守り、受け継いできているだけあって
その技術たるや「へぇ」の連続。
同じ黒でも全然違う。
素材によって微妙に異なる染まり方を見比べると面白い!

デニムやワンピースの染めも請け負っていて
お気に入りの服なのに汗シミが取れない…でも捨てたくない!とか
黒色が少しずつ色落ちしてきてるのが気になる!とか
そういう服をリーズナブルなお値段でキレイに黒に染めてくれます。


そして、手作り体験の紋は
自分の家紋でもいいし、好きな武将の家紋でもいいし、
1年366日の花小紋(誕生日とか体験日など)から選んでもOK。
何しろ、あれこれ合わせると2万4000個もある家紋。
中には、こんなものが?!というモチーフも。
その一つひとつに意味が込められているからこれまた面白い。


ワタシの誕生花小紋はいまいちやったので
椿で探してもらったら「白椿」「赤椿」とあってどちらもかわいい。
それを、ケータイにもつけられるらしいので(2500円!)
次に新しいのに変えたら体験しに行く気満々☆





〜本日のささこと〜
「ざわめきが、自分の中に心というものが存在することを教えてくれる。心という曖昧なものの在り処を明確に指し示してくれる。」
「晩夏のプレイボール」あさのあつこ(角川文庫)より




※「ささこと」とは、刺さった言葉の略。小説、マンガ、ドラマ、映画、さらには友人知人との会話に至るまで……さまざまな状況で見聞きした言葉の中で、ワタシの心が奮えたものの記録です。

posted by しがない物書き椿屋 at 16:33 | Comment(3) | TrackBack(0) | しごと帖
2010年07月10日

京都→奈良→京都

古都、行ったり来たり。

NEC_0755.jpg

久しぶりの奈良公園。
あをによしな鹿男がわんさか。
すぐそこをうろうろ。
ケータイを探して鞄に手を入れようものならすかさずにゅっと首を突き出してくる。
すまん、鹿せんべいは持ってない。

NEC_0756.jpg

持っているせんべいを出し惜しみすると、
すぐさま彼らに囲まれ、身動きが取れなくなるのでご注意を。

いろんなものが鹿、鹿、鹿。

NEC_0754.jpg NEC_0757.jpg

鹿様あっての奈良公園。



念願の「NINJA KYOTO」で名物クレープを食す。

NEC_0758.jpg

手タレは忍者・覇王(副支配人)殿。


最後のショップでは、中庭に青空簡易スタジオをつくり

NEC_0759.jpg

商品撮影を着々と。

NEC_0762.jpg

10万円弱もする居合い刀が砂利の上に何気に置かれている不思議な空間に。
この刀、豊臣モデルらしく、納刀しながら恍惚となる。
居合いや殺陣のできる人は憧れランク上位が確実。
この憧れランク、「道」とつくものは何でも上位を狙えて
楽器なら、チェロ、サックス、ピアノが強く
職業なら、宮大工、考古学者、杜氏、神主あたりがランキングに食い込んでくる感じ。
もちろん、多分にイメージ先行あり(笑)

要するに、ストイックなのに弱いってことだろうか。

posted by しがない物書き椿屋 at 19:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | しごと帖
2010年06月23日

マイナーチェンジ

搬入の段階で間に合わなかった値札をつけたり、
搬入の途中で諦めた手刺繍ポーチを陳列したり。

NEC_0741.jpg

昼前に、催事スタッフ仲間のおひとりに
「もう目ぇ開いた?」と訊かれ、一瞬停止。
ああ。
最初の売上あったか、ということか。
と、気づく。

百貨店催事に入ると、普段は使わない言葉に出会って面白い。
十番→従販(従業員販売)はまだメジャーだが
トンボが値札をつける透明のプラスチックな紐?かと思えば
棚にショールやバッグをディスプレイする専用の小型什器だったり。
トイレ休憩は「三番」または「33(サンサン)」。
どっからきとるんやろ??

でも、ご近所のスタッフさんに「33行ってきます」と断るのも
なんかちょっとテンション上がる(笑)

そんなこんなで、今回はキラっと感がいい雰囲気の蓮花サンダルや

NEC_0737.jpg

刺繍で○がいっぱいつながってるリングバッグ

NEC_0735.jpg

蓮の刺繍がされた大きめのトートバッグがおすすめです☆

NEC_0736.jpg

お近くの方はぜひ遊びにきてください!!


ちなみに、今後の予定は以下の通り。
全国行脚しますので、宜しくお願いします♪

7月14〜20日 京都伊勢丹
7月下旬〜8月上旬 名鉄百貨店
8月上旬〜 横浜&新宿(詳細後日)


posted by しがない物書き椿屋 at 23:41 | Comment(5) | TrackBack(0) | しごと帖