
今回の個展で、
自分の作品のどこを観て欲しいか、何を伝えたいか、
その為にはどうすればいいか、どこを追求すべきなのか、が
過去のものより少しクリアになった気がしました。
はっきりわかったわけではありませんが、
もともと持ってた理想の糸は一本で、
悩んだり迷ったりするごとに絡まって何重にもなってた糸が
これから少し解いていけそうな手がかりを頂いた気がしました。
作品を描いているだけでは得られない
「客観の目」をもつ重要性も同時に感じる事ができたので、
個展をやって何か解ったというより個展をする意味が解ったように思います。

また今回は個展としては3度目、
グループ展も入れたら6回目という事もあって、
私の作品の成長を、
まるで子どもの成長のように見守ってくれている方が
沢山いらっしゃる事も実感致しました。
皆さんの率直な感想や、
励ましのお言葉ひとつひとつが糧となりました。
初めて絵を観た方々からも、ご丁寧な感想を沢山頂きました。
有り難い気持ちでいっぱいです。
辻ヒロミ
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