幼い頃から病気がちの少女ミナは、ある日。
ちょっといい加減で図々しいけど、人懐っこい笑顔が憎めないカメラマン・ヨンジェと出会う。
彼女が住むマンションの階下に引っ越してくるのが、実は“仕掛けられた出会い”で――。
という物語。
とにかく、主人公ミナを演じるイム・スジョン(『箪笥』『サッドムービー』『角砂糖』)が、めちゃくちゃ可愛い!!!
犯罪的に可愛い。
かなり悩殺。
それだけでもこの映画、観る価値があるんだけれども。
母親役のイ・ミスク(『スキャンダル』『燃ゆる月』『情事』)が、深みのある演技で説得力を増している。
ただのお涙頂戴的恋愛映画ではなく、人生や家族愛を考えさせる仕上がりになっているのは、彼女に負うところが大きい。
★★★★☆
『銀色の髪のアギト』
遺伝子操作の失敗により“森”が人々を襲う、300年後の世界が舞台。
少年アギトは、ある日過去から来た少女トゥーラと出会い、彼女を救いたい一心から“森”と契約して、禁断の力を手に入れる。
とまあ、そんなストーリー。
アニメで何より核となるのは、もちろん声!
今回、声優ではなく本格派俳優(って、チラシには書いてあったが…はて?)を起用。
毎度思うんだが、やっぱり俳優を声優として使うのは厳しい。
どうしたって、特徴的な声をしていれば顔を思い浮かべるし。
表情で演技することに慣れていると、存外声だけで演じるのは難しいし。
発生からして厳しい人も少なくない。
だって、よゐこの濱口って半角は俳優??
遠藤憲一は渋すぎてイメージちゃうかったし。
アギト役の勝地涼が意外とハマってたんが救い。
とにかく、声フェチのワタシからすると、ちと残念な仕上がり。
ちょっと『もの○け姫』を連想させる物語かな。
★★☆☆☆
『ブラザーズ・グリム』
久々の大作ファンタジー映画を観たって感じ。
グリム兄弟が、魔物退治をしながらドイツの村を旅する物語。
その途中、ある村で少女失踪事件の調査を依頼される。
呪われた森に消えた10人の少女たち。
事件の謎が、解き明かされていく――。
ポイントは映画内に散りばめられたグリム童話のエッセンス。
いくつ解るだろうか。
そのへん注目しながら観ると、また違ったオモシロさがあるかも。
詳しくは、「Ciao」11月号のCINEMA紹介をご覧あれ。
※★は伏せときます。