劇団四季『
人間になりたがった猫』の公開ゲネプロ(最終通し稽古)に行ってきた。
原作者であるロイド・アリグザンダーをもワクワクさせた
躍動感あふれるダンスとダイナミックなセットで魅せるファミリーミュージカル。
常々、人間になりたがっている猫のライオネルが
魔法使いステファヌス博士に2日間だけ人間にされてしまう。
お仕置きに喜ぶライオネルは、憧れのブライドフォードの町へ。
旅の道連れとなる医者のタドベリと訪れたその町は
意地悪な役人・スワガードの支配ですっかい荒れ果てていた。
町のホテル「白鳥の王様」で、可憐かつしっかり者のジリアンと出会い
さまざまな経験をしながら、ライオネルは人間の世界に馴染んでいく。
束の間、人間に化けているだけの猫ライオネルが、仲間たちとともに
どんな成長を遂げるのか、ホテルの火事から博士の下に戻るラストシーンは見もの。
(C)撮影_阿部章仁今回、主役のライオネルを演じるのは甘いマスクと声の上川一哉。
ワタシが彼を観たのは『春のめざめ』以来になる。
以下、出演者コメントより。
私が演じる“ライオネル”は、人間の言葉を話し、人間になることを願っている猫です。
怖いと言われていた人間の世界で、素敵な仲間と出会い成長していきます。
また、彼の純粋でひたむきな姿は、
人々に“信じあう喜び”“友情と連帯の大切さ”を教えていきます。
子供達に作品のテーマをしっかり届けられるように、
一回一回、丁寧に演じていきたいと思っています。ファミリーミュージカルとしては最多公演を誇る同作は、
ワタシにとっても思い出深いミュージカルナンバー。
その話は、2009年7月に神戸での観劇後、
ブログに書いているのでそちらをご覧あれ。
うっかり、今回もまた主題歌が流れるシーンで涙してしまったよ。
しかも、平日昼間ということもあってプレス関係者も少なく
前から5列目だったワタシの貸切状態みたいなかんじやったので
泣いてるも舞台の役者たちから丸見えやったはず。はずかし!!
今公演、平日は「こころの劇場」として京都府・京都市の小学校を招待していて、
計18公演、239校1万6153人もの子どもたちが来場する予定なんだとか。
少年少女たちの心にどんな想いが湧き出すのか、考えるだけでも微笑ましい。
期間中、土日祝日のみ一般公演も開催される。
9月21日、22日、28日、29日、10月5日、6日の9公演。
S席5800円(小学生以下3000円)/A席3000円(小学生以下2000円)
ぜひ、小学生のお子さんがいらっしゃる方は
京都劇場までおこしやす!
(C)撮影_阿部章仁
posted by しがない物書き椿屋 at 09:00
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