2008年09月03日

『P.S.アイラヴユー』

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試写にて。
10月1日発売号「京都CF!」で紹介するために。
(手帳の殴り書きは、エンドロール中にメモったもの)

『P.S.アイラヴユー』は、
死んでしまった夫から、10通の手紙が届く。
その贈りものが、傷心の妻を励まし、
彼女が本来の自分を取り戻すまでの純愛物語。

よし、今日は泣こう、と決めて行ったので
あちこちでホロホロと泣かせてもらった。
あー、すっきり。

たまに、これといって理由もなく
なんとなーく泣いてやろう、という気になることがある。
そういう波がやってくるわけ。
で、そんなときは、泣けそうな映画を観たり
小説やマンガを読むわけですよ。

予感のある作品のときもあれば、
過去に読んで必ず泣く、スイッチのある作品のときもあり。

泣きたいひとは、ぜひスクリーンでー。


★★★★☆

posted by しがない物書き椿屋 at 19:30 | Comment(11) | TrackBack(0) | アフターシアター
2008年07月18日

『ぐるりのこと。』

京都シネマ。
上映最終日の最終回に滑り込み。


『ぐるりのこと。』

前作『ハッシュ!』が話題となった橋口亮輔の最新作。
6年ぶりにメガホンを取った作品は、
リリー・フランキー×木村多江の出演でも注目されいて
行きたい行かねばと思っていたところ
酒盛りで一緒だった映画好きが
「最近観た映画でよかった作品」として挙げたので
ほんじゃまあ、と背中押された感じで。

とはいえ、
両人とも好きやし、寺島進やら八嶋智人やら新井浩文やら加瀬亮やら
光石研、田辺誠一、温水洋一あたりも、ある意味豪華な脇役陣。
なのに、
とにかく、クライマックス直前の木村多江演じる主人公に
苛立つこと、苛立つこと。
上映中、何度溜め息をついたことか。洩らしたというよりついた。つきまくった。

久しぶりにこんなに疲れる映画観たなぁ。

「めんどうくさいけど、いとおしい。
 いろいろあるけど、一緒にいたい。」

これ、作品キャッチ。

さまざまな「めんどうくさい」ことを「いとおしい」と思えるなら
この作品はとても心に沁みるあったかいものに感じられるだろうが、
そんな余裕はありませんでした。
不甲斐ない。のか。


法廷画家についてのくだりが面白かったので

★★☆☆☆


posted by しがない物書き椿屋 at 20:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | アフターシアター
2008年07月13日

劇団M.O.P.第43回公演『阿片と拳銃』

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松下IMPホールにて楽公演を拝見。
もちろん、目当ては小市慢太郎さん黒ハート
と、三上市朗さんの声(笑)

小市さん演じる守山、かわいい!!
ヘタレ具合が絶妙。
さらには、電話のシーンでの
「明日、会いにいきます」のひとことに胸きゅん☆
小市さんの扮するキャラクターは
頼りなくても、裏切り者でも、嘘つきでも
愛すべき男子になるから不思議。
これは決して欲目ではなく。
そうなるから好きなんですよね、ええ。

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終演後は、ファンサービスで物販をこなし
パンフレットなどを買っていく人たちと握手。
それを横目で眺めながら、終わったころを見計らって挨拶へ。
こっそり写真撮らせてもらったりなんかして♪
(アイ〜ンってなってるのは照れ隠しです・笑。決してしゃくれとるわけではありません…て、なんの注釈や)

祇園祭にちなんで、「西村鮮魚店」店主が用意してくれた
楽屋見舞いの品=鯖寿司はかなり好評だったよう。
よかった、よかった。



この『阿片と拳銃』、東京は来月。
8月6日(水)〜18日(月) 紀伊國屋ホールにて
まだチケットに余裕があるそうなので、興味のある方は是非!
ちなみに、マキノ氏はカーテンコールで
「紀伊國屋で休演日をつくりたくて長めにしたら余りが!」って。
リップサービスであれなんであれ、その理由が奮ってるな〜(笑)
posted by しがない物書き椿屋 at 18:41 | Comment(9) | TrackBack(0) | アフターシアター
2008年07月01日

『ザ・マジックアワー』/『花より男子ファイナル』

『ザ・マジックアワー』

前作『THE有頂天ホテル』のときも思ったけど、
豪華メンバーすぎて観てて疲れる。

ラジオ局のブース→家→ホテル→街と、
確実にその舞台スペースが拡大しているが
三谷作品の魅力は狭いワンシチュエーションでの
やりとりだったり、言葉選びだったりすると確信しているワタシとしては、
新作を観るたびに残念なキモチになる。

席はけっこう埋まっていて、あちこちで笑いが起こっていたが
声出して笑うほどのことはなし、正直クドイとこも多いし。


寺島進のキュートさに免じて…
★★☆☆☆




『花より男子ファイナル』

三十路オンナが若い男前に胸キュンするために
映画館までわざわざ出向く。
開始数分は、「テレビで十分やろ…」と思ったものの
ベガス→香港→無人島→京都と舞台が変わるたび
なんとも贅沢にスクリーンで観るべき撮り方しとるな、と。

いやあ、直球すぎてさぶいぼ出そうになるんやけど
それと同時にその真っ直ぐさ(&マツジュンの魅力)にドキッ!

テレビドラマシリーズを見ていたなら存分に楽しめる仕上がり。


★★★☆☆



・・・TOP作品更新しました
posted by しがない物書き椿屋 at 23:36 | Comment(6) | TrackBack(0) | アフターシアター
2008年06月29日

『西の魔女が死んだ』/『JUNO』

『西の魔女が死んだ』

びっくりした。
開始3分も経ってないのに泣きそうになったことに。

西の魔女こと主人公の祖母が穏やかに微笑むだけで
染み入る切なさや懐かしさが胸を刺す。

手嶌葵が歌う主題歌「虹」が見事に相乗効果を発揮。
しかもこれ、もしや…と思っていたら
新居昭乃がつくってる!!
どうりで響くはずやわ。

原作が好きで映画も好きになることは珍しいが、
これは原作に思い入れのある人でも違和感なく楽しめるのでは。
原作の持つ雰囲気、世界観を崩さずに
絶妙に配役された役者たちがそれぞれの魅力で
日常的なファンタジーに仕上がっている。

いやもう、ほんまに自分でドン引きなくらい泣いた。
そして右隣の女性がまったく同じ箇所で泣くのに驚いた。
映画館で得られる妙な連帯感と親近感がそこにはあった。


★★★★☆





『JUNO』

本作がデビュー作となる脚本家ディアブロ・コディは
日本では“女クドカン”の異名を与えられているだけあって
そのテンポといい、切り返しといい、言葉選びといい、絶妙。
シニカルな笑いがちりばめられていて、
「高校生の望まない妊娠」という重いテーマにも関わらず
ポップ&キュートな作品に仕上げているから素晴らしい。

主人公ジュノのキャラクターもとことん魅力的。
ジュノの部屋の小物はいちいちかわいい(笑)
ハンバーガー型の電話とか、ね。
さらに、
1977年のパンクロックとB級映画好きなら一層楽しめるハズ。

でも途中、「そっち?!」って2度も仰け反ったので
星は若干、辛口。


★★☆☆☆
posted by しがない物書き椿屋 at 22:43 | Comment(9) | TrackBack(0) | アフターシアター
2008年06月21日

番外編『Fashion Cantata from Kyoto―時空翔ける恋―』

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今年で16回を迎えるファッションカンタータ
昔、2回目だか3回目だかを観に行って以来なので
イベントの成長ぶりにびっくり。

なんと今回は、源氏物語千年紀にちなんで
「時空(とき)翔ける恋」をテーマに、
京都と姉妹都市であるフィレンツェから
サルヴァトーレ フェラガモが来京!
2008秋冬コレクションが披露され、ゲストモデルは冨永愛。
ちなみに、メインキャストは井川遥。藤壷役。
個人的には、いちひめ雅楽会の音色にうっとり。
映像では、ナビゲーターとしてジローラモ氏も登場するなど
なにかと豪華メンバーでの美しいコレクションであった。
惜しむらくは、冨永以外のモデルのウォーキングがあまり上手じゃなかったこと。ってあかんやん!プロなんやし。

posted by しがない物書き椿屋 at 22:40 | 京都 ☁ | Comment(2) | TrackBack(0) | アフターシアター
2008年06月12日

今月末まで1300円だったから

MOVIXにて2本(内1本はポイントで無料)。

『最高の人生の見つけ方』

ジャック・ニコルソン×モーガン・フリーマンだからこそ
これだけ魅力的な作品に仕上がったことは間違いない。
ウェットに富んだ会話、言葉遊びのような応酬、
互いが背負うものと手に入れられなかったものの対比、
このふたりだからこそ、そこにはリアルと説得力が存在する。

★★★☆☆




『フールズ・ゴールド』

上映時間だけで決めたため、期待してなかったわりに愉しめた。
マシュー・マコノヒーが立派(オッサン?)になりすぎてて戸惑う(笑)

ケイト・ハドソンとの小気味いいやりとりが魅力。
映画館では気づけなかったが、彼女『あの頃ペニー・レインと』に出てた子やわ。
あの映画、よかったよな。

海底に眠る財宝を見つけるまでの展開もさることながら
そこに組み込まれたふたりの恋模様もユニークかつ上質で
観た後はしあわせな気分になれること間違いなし。
意外とアクションシーンも派手で、メリハリ利いてる。

★★★☆☆


posted by しがない物書き椿屋 at 21:20 | 京都 ☀ | Comment(2) | TrackBack(0) | アフターシアター
2008年06月02日

先週の覚書

『ナルニア国物語 第2章 カスピアン王子の角笛』

末っ子ルーシーの成長ぶりに仰天(笑)
長女スーザンなんて、ちょいとロマンスあるしね!
もはやオトナの女性の仲間入りって感じ。

物語としては、本当によくできたファンタジー。
原作が原作ですから、当然と言えば当然なのかもしれないが。
幼いころに出会っていれば、もっと突き動かされたかも。
そう考えると、いろんなものが「タイミング」だと改めて。

★★★★☆





『アフタースクール』

大泉洋×佐々木蔵之介×堺雅人で
下手うつハズがない!!

そうくるか!!のラストに、思わず胸きゅん♪そして爆笑。
田畑智子と常盤貴子のキャスティングの妙を痛感する。
劇中、伊武雅刀のあるひとことが結末への鍵を握るという
なかなかよくできた脚本に、キャラの濃いぃお三方。
これで面白くなかったら監督、袋叩きですよ(笑)

★★★★★




posted by しがない物書き椿屋 at 15:34 | 京都 ☔ | Comment(21) | TrackBack(0) | アフターシアター
2008年05月17日

『あんなに優しかったゴーレム』

京都府立文化芸術会館で行われた
ヨーロッパ企画の第26回公演
『あんなに優しかったゴーレム〜やったね10周年ツアー〜』を拝見。

小ネタ満載。
シチュエーションの妙で進んでいく物語。
いまだ『サマータイムマシンブルース』を越える作品に出会えてないのが、
残念なような、うれしいような。
 
5/23〜25 名古屋公演
6/5〜9 大阪公演(中之島演劇祭2008)
6/17   広島公演
6/20・21 福岡公演
8/19〜25 東京公演

★★★☆☆




一緒に行った写真家・奈都子嬢と近所の中華を食べに。

寺町今出川にある「燕燕(えんえん)」
何食べても美味しい。

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左:インゲン豆の生姜炒め
右:えんえん杏仁豆腐
posted by しがない物書き椿屋 at 23:27 | 京都 | Comment(11) | TrackBack(1) | アフターシアター
2008年05月15日

2日で、5本!

記録更新か!と思いきや、今回は映画。

試写で『ミラクル7号』へ。

『少林サッカー』『カンフーハッスル』のチャウ・シンチー監督最新作。
これ、ぜひ観てほしい!!!
1時間29分という短い時間ながら、驚くほど過不足なくまとまってる。
その上、子役がめっちゃ上手い!


6月28日ロードショー
★★★★☆





『相棒-劇場版-』

念願!
知人の構成作家さんは、TVシリーズを全く見てなかったものの
「映画として楽しめたよ〜」と言ってたのも納得。
けど、TVシリーズファンならより一層楽しめるつくりになっている。
昔の事件とか、レギュラー化しつつある人物が出てきて、人間関係に深みが増している。
いや〜、やっぱり水谷豊、いいね。

★★★★☆





『大いなる陰謀』

『最高の人生の見つけ方』が観たくて行ったら
40分前にも関わらず、空いてるのは前の2列のみと言われ、断念。
時間だけを考慮して選んだため、全くもって期待してなかったが
ロバート・レッドフォードにしてやられた!!

大学教授室、上院議員室、戦地。
この3つの舞台が交じり合いながら話が展開していく。
その脚本の妙!

さまざまな駆け引きが行われる「言葉」の描き方、使い方に身震いする。

★★★★☆

ずっとしゃべってるおばちゃん二人組と、ずっとごそごそしている隣の女(しかもコイツ、エンドロールでケータイ取り出してメール打ち出したし! そんな急ぎの連絡が来るようには見えませんけど? そんなに急ぎの連絡が来るなら映画館なんて来なけりゃええんちゃいます?)のせいで、集中できんかったんが口惜しい……


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蕎麦屋で時間のずれた昼食。
「辛口 えび太子」
明太子のあんかけ。ぷりっぷりの海老とほうれん草と葱。
これ、めっちゃ美味でした〜♪





『名探偵コナン 戦慄の楽譜』

いつものごとく、ようできとる(笑)

★★★★☆

前のギャル二人組がずっとごそごそしてはしゃべり、斜め後ろのカップルがずっとナイロン袋か何かをバリバリいわせてて、さすがにキレそうになった。
もちろん、前のギャルには注意した。





『ブラックサイト』

これ、素晴らしい!
時間だけで選んだ作品だったため、前情報なく観たのがよかったのか。
いや、しかし、これほんまよく出来たストーリー。
インターネットの持つ負の力について、真っ向勝負。
いろんなことを考えさせられるし、手に汗握る。

★★★★★

隣の熟年夫婦がそりゃもう上映中しゃべるしゃべる。いい加減辛抱できんくなって注意した。その後は、回数が減ったけどまだしゃべりよる。
なんで映画館で映画観ながらしゃべるんか意味不明。
予告始まって照明落ちたらしゃべらんのがマナーちゃうん?


ほんま、この日はアタリが悪かった……
3本とも良かったから余計腹立たしい。
もう一回改めていい環境で観たいわ。



posted by しがない物書き椿屋 at 12:01 | 京都 | Comment(23) | TrackBack(0) | アフターシアター
2008年04月26日

今月前半の覚書

『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』

「石油!」(アプトン・シンクレア著)を脚色した作品。
石油採掘によって富と権力を手に入れた山師の破滅的な人生を描く。

全米では、公開と同時に
『市民ケーン』『ジャイアンツ』と並ぶ古典的名作
と、絶賛されたのだとか。

4.26〜全国順次ロードショー。

★★☆☆☆




『ハンティング・パーティ』

国連にもCIAにも捕えられない重要戦争犯罪人への取材に挑んだ
たった3人のジャーナリストたちの奮闘を描くこの作品、
「エスクアイア」誌に掲載された驚愕の実話を下敷きにする。

注目すべきは、リチャード・ギア!
甘いマスクの気障男が似合う彼だが、
今回はかつて戦場リポーターとして頂点にいながら
とある事件をきっかけに破滅し、どん底でもがき
何とか再起を図ろうとする主人公を演じている。

個人的には、『愛と青春の旅だち』でクラっときたが
こういう泥臭い役も意外とハマるな、としみじみ。

5.10〜ロードショー。

★★★★☆




『P2』

久しぶりに、さぶいぼ(鳥肌)出るホラー映画を観た。

ひとりだけの残業。
深夜の地下駐車場。
P2とは、地下2階駐車場のことだ。
そこを舞台に、若い女性が誘拐・監禁され
いかに生き延びるかというリアル・サスペンス。

生々しいストーカーの狂気。
迫り来る死の恐怖。
叫べども届かない声。
携帯電話も圏外の密室。

そして、何より背筋がぞくりとするのは
一切の言葉が通じないという現実。
同じ言語を使っているのに。
言葉がすれ違っていく。
彼女懇願は聞き届けられず、
自分の想いを成就させようとする犯人。
そこに生まれる齟齬こそが、真の恐怖を突きつける。

この作品、日本のホラー映画監督にこそ見せつけたい。
中田秀夫が支持されているうちは日本のホラー映画界に未来はない。

5.10〜全国順次ロードショー。

★★★★★




『ラスベガスをぶっつぶせ』

圧倒的な数学力を誇るMITの学生がチームを組んで
ラスベガスで人生を切り開いた実話を映画化。

ある教授のもとでBJ(ブラックジャック)の必勝法を編み出した
MITの選ばれた学生たちが、卓越したその頭脳を持ってして
隙のないチームワークでラスベガスの攻略に挑戦する。

数学の天才VSラスベガス。
その勝敗や、いかに!?

頭いいって素晴らしい才能。
それをただ学校のテストだけでなく、使いこなせることこそが
本当の才能なんだとつくづく思わされる作品。

ハラハラドキドキしつつも、最後はスカッ!と爽快。
エンターテインメントってこういうこと。

5.31〜ロードショー。

★★★★☆




『王妃の紋章』

ビバ!コン・リー。
この映画は彼女のためのもの。

絢爛豪華な宮殿の美術力だけでも観るに値する作品だが、
そこに渦巻く人々の愛憎こそがもっとも気高く、美しく、毒々しい。

チャン・イーモウ、やってくれる。
この映画における彼の最大の功績は
王妃役にコン・リーを選んだこと。
これに尽きる。

★★★★☆




『モンゴル』

浅野忠信主演の、話題の?映画。

壮大。
自由。
プライド。
愛。
仲間。
壮絶。
命。

そういったものがリアルに描かれている。
のに、
何か足りない。
でもそれが何か、ピタリとはまる言葉が見つからない。

悪くなかったんやけど…。
けど、何?って感じ。

何やろなぁ。

★★☆☆☆




『クロサギ』

ご存知、連ドラの映画版。
相変わらず、堀北はワタシをイラッとさせる。
ドラマの決着が映画で着くのかと思って
まあ、1000円やしと観に行ったものの。
まだ引っ張るのか?ってラストに脱力。
もうええけどねぇ。

連ドラのときも思ってたけど、
なんでみんなあの変装に騙される?
どっからどう見たって、山Pやん!
一般人でももう少しうまく化けるんじゃね?

至近距離で話もしてて気づかないって相当間抜け。
本作の場合、最大の間抜け者は竹中直人。

常に舞台口調、舞台芝居の大地真央に苦笑。
板の上だといい役者なんやけどなぁ。
映画やとやっぱ大振りすぎるねんなぁ。残念。

テレビのスペシャルドラマならなんら問題なし。

★☆☆☆☆



posted by しがない物書き椿屋 at 22:52 | 京都 ☀ | Comment(2) | TrackBack(0) | アフターシアター
2008年04月17日

『都をどり』

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京都に移り住んで8年。
はじめての都をどり

知人にチケットを手配していただいたので
観劇前にお茶&菓子を頂戴する。

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今年は「源氏物語千年紀」にちなんで
春からはじまって夏、秋、冬、そして春と
舞台はテンポよく様変わりしていく。
個人的には夏の「夕顔」の一幕が好み。
芸妓さんの着物も夕顔柄に源氏香の帯で素敵でした♪

他の花街のをどりも観てみたいところ。
タグ:都をどり
posted by しがない物書き椿屋 at 17:58 | 京都 ☁ | Comment(24) | TrackBack(0) | アフターシアター
2008年03月20日

1000円で二本立て 於 祇園会館

『オリヲン座からの招待状』

宮沢りえが、第31回日本アカデミー賞主演女優賞を受賞した作品。
原作は浅田次郎。
「鉄道員」に所収されている短編ですって。
読んだのにすっかり忘れてましたわ。

映画『鉄道員』が公開された後、『ラブ・レター』が公開され、
テレビで「うらぼんえ」がドラマ化されたことを思い出す。
それから見れば、なぜいま?

叙情豊かな作品に仕上がっているとは思うけど、
宮沢りえ、そこまでか?
もっといい役やってる映画、なんぼでもあるのに。

いい俳優陣なのにも関わらず
全員がいまいち惜しい感じ。
活かしきれてないような。
もったいない。

と、思って調べてみれば。
監督の三枝健起は、『MISTY』でデビュー。
ああ、あの映画好かんわぁ。
得心。

★★☆☆☆





『しゃべれどもしゃべれども』

原作、めっちゃ好きなだけにひどく残念。
まず、国分太一がミスキャスト。

国分、落語も下手やしなぁ。
大阪弁の少年が一番上手い(笑)
彼の「まんじゅうこわい」を聴くだけも価値はあるけど。
なんでも、オーディションの段階で落語を完璧にマスターして登場し、
監督の度肝を抜いたのだとか。
さもありなん。

あ、ちなみに。
松重さん出てます。
この配役、絶妙!

八千草薫の気風のよさとお茶目さが微笑ましい。


そして、なにより。
鬼灯が、美しい。

★★☆☆☆








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2008年03月18日

『ONE PIECE エピソード オブ チョッパー+冬に咲く、奇跡の桜』

お馴染みテレビアニメ『ONE PIECE』の2008年劇場版


静かに、号泣した。


★★★★★

タグ:ONEPIECE
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2008年03月13日

最近、流行りのスピンオフ

『L change the World』

人気コミックスを映画化した『DEATH NOTE』(映画館で前後編はナシやろ〜)から派生したこの映画は、松山ケンイチ扮するLにスポットライトを当てたもの。
夜神月(藤原竜也)との闘いに勝ったLの、最期の23日間とは?

この映画の敗因(あえて言い切るけれども)は、
監督が金子修介から中田秀夫に代わったこと。
前作は秀逸だったのに(あの緻密な原作を映像化しただけでも優秀)、
今回のはとたんに2時間ドラマのレベルまで落ちた感じ。
残念。
脅威的なウィルスで死亡する人たちの様子はまさに中田節。
めっちゃ『リング』ですわ(笑)

松山ケンイチは、相変わらず素晴らしく「L」だが。
前作ほどのインパクトはないけども、
前作よりだいぶ人間くさい芝居がところどころツボ。
なんか、かわいい。

前作で松山ケンイチに注目したものの、
その後の映画やドラマがことごとく「ん〜?」だったので
今回の復活は楽しみだったのもあって、満足。

オリジナルストーリーだからか、
原作ほどのおもしろさはない。
これまた残念。

★★☆☆☆
タグ:スピンオフ
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2008年03月09日

先週の覚書

『つぐない』

世界的ベストセラー『贖罪』(新潮社刊)の映画化。
4月26日ロードショー(京都は5/3〜)の作品を試写にて。

先日観た『ペネロピ』に続き、
ジェームズ・マカヴォイの魅力にメロメロ。
とはいえ、この作品は13歳の少女を演じる
シーアシャ・ローナンを観るだけでも価値がある。

たったひとつの嘘が
愛し合う男女の人生を大きく変えてしまう。
果たしてその罪は、一生かけても贖えるものなのか。

詳しくは、「京都CF!」5月号にレビューを書いてます。


★★★☆☆




『陰日向に咲く』

ご存知、劇団ひとり原作の映画化。
ひとことで言えば……
劇団ひとりを見直す作品(笑)

一本しっかりと筋の通った物語に
華を添える役者たちの存在感。

連鎖していく想い、つながりがもたらすもの、
抱えていかなければいけない傷、
それゆに見える何か……。

そういったものがささやかに描かれている。
珍しく、映画を観てその原作を読んでみたいと感じた。

★★★★☆




『ゼロ時間の謎』

ミステリーの女王、アガサ・クリスティー原作。
彼女の作品は100冊近くにも及ぶが、
その中でも「生涯のベスト10」の1本として
選ぶ傑作ミステリーの映画化。

ちなみに、その10本の中には
『そして誰もいなくなった』
『オリエント急行の殺人』
『アクロイド殺し』などが入っているらしい。

まあ、なんというか
登場人物の女性陣のアクがキツイこと!
イライラさせられっぱなしで、途中本気で不愉快やったわ(笑)
とくに、ローラ・スメット演じるキャロリーヌ。

自由奔放とは名ばかりのただの我侭っぷり。
いやはや、フランス映画によく出てくるパリジェンヌ。
ワタシの大嫌いなタイプ。
ここまで人を苛立たせる才能にはある意味感服だが。

むかっ腹すぎてちょっと意識飛ばしたら
目が覚めたら犯人が吊るし上げられてました(笑)

★★☆☆☆




『全然大丈夫』

「大人計画」の荒川良々主演のゆるムービー(笑)
ほんまにゆるい。
想像以上にゆるい。

とはいえ、絶妙なキャスティングのおかげで
それもアリになってるところがアッパレ!

先日の『チーム・バチスタの栄光』や
テレビドラマ『ロス:ライム:ライフ』第6話を見つつ、
ココリコ田中って、いつの間にかすっかり役者やな〜と。

その他、大人計画の面々をはじめ、
基本的に舞台出身の実力派が脇をかためているのもさすが。
ホームレスの白石加代子、セリフなしやのにすごい存在感ですよ。

舞台が古本屋ってだけで、憩えてしまう。
そんな憩いまくりの雰囲気が最大の魅力。

★★★★☆


posted by しがない物書き椿屋 at 16:37 | 京都 ☁ | Comment(7) | TrackBack(0) | アフターシアター
2008年03月03日

『チーム・バチスタの栄光』

奇跡と呼ばれるバチスタチームが立て続けに手術に失敗。
術中死は果たして殺人なのか?

バチスタチームの面子は個性的な役者かつ豊かなキャラクター設定なのに、中途半端な感じが否めないのは、キャラの描き方が浅いから。
それぞれをもう少し掘り下げないと、単なる紹介止まりで、犯人探しの結果が響いてこない。
残念。

敗因は、大いに竹内結子。
彼女がどうこうというよりは、原作では中年男性の医師をあえて若い女医にする意味が薄い。
ま、個人的に好きじゃないってこともあるが。
それでも「薔薇のない花屋」では見直してたんやけどなぁ。

期待しすぎたのか?


★★☆☆☆
posted by しがない物書き椿屋 at 00:33 | 京都 | Comment(13) | TrackBack(0) | アフターシアター
2008年02月27日

『潜水服は蝶の夢を見る』

「左目以外に麻痺していないものがふたつ。
 それは、想像力と記憶。」

この言葉が突き刺さって抜けない。
自伝に基づいた実話だからではなく、
そこにとてつもなく強固で清々しい
生と向き合った意志があるから。

原作は「潜水服は蝶の夢を見る」。
筆者は、ジャン=ドミニク・ボビー(42)、
雑誌『ELLE』の編集長。
3人の父親。

彼はある日、突然倒れてしまう。
そして目覚めたときには身体は麻痺。
唯一動かせるのは左目だけ。

己を憐れむのを止めた彼が身につけたのは
瞬きでコミュニケーションを取るという方法。
その驚異的な手段で、彼は自伝を綴る。
瞬きの回数なんと20万回以上!

例え、身体は潜水服を着たように重くても
蝶のように自由に羽ばたく想像力と記憶とで。
忍耐強く、率直に、そして熱い想いを胸に。

この映画、
左目だけで多くのことを語る
主演のマチュー・アマルリックを観られるだけでも
十分に素晴らしい作品に仕上がっている。


★★★★★


posted by しがない物書き椿屋 at 01:54 | 京都 ☔ | Comment(18) | TrackBack(1) | アフターシアター
2008年02月26日

『アメリカン・ギャングスター』

現在、公開中のこの作品。
実は紹介記事を書くために、試写会で拝見しました。
久しぶりに、あっという間に感じた。
2時間半以上が、あっという間。

人生をも左右する「静と動」が、
身震いするほど美しく在る。

と、記事のキャッチにしたほどに。
そこには人生の明暗を分ける光と闇が潜み、
闘いを避けられないふたりの男たちの中に同居する
「静と動」を人間臭く描いている。

実在の人物がモデルとなっているので
それも当然ではあるものの
それでも思わず唸ってしまったのは
デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウゆえ。
かなり、骨身削ってぶつかってますからね。

個人的には、情けなさを愛さずにはいられない
刑事に扮するラッセル派だが。
世間的にはやっぱり紳士然としたデンゼルだろうか。


★★★★★
posted by しがない物書き椿屋 at 01:39 | 京都 ☔ | Comment(2) | TrackBack(0) | アフターシアター
2007年12月17日

動と静の両極端

『クローズZERO』

もちろん、目当ては小栗旬。
情熱大陸見たら、観たくなってしまって。
原作は未読。
とはいえ、嫌いじゃない世界観。
監督、三池だし。

さすがの三池ワールド全開!
いや〜、殴る蹴る流血の嵐で苦手な人はいささか驚くかも。
でも、男前は殴られて血ぃ流して顔腫らしててても男前!!
新たな発見でした(笑)

小栗の敵方が山田孝之なのがしっくりこんかったけど
意外や意外。
イケてましたわ。
ほんま、不思議なことに。


★★★★☆





『転々』

もちろん、目当てはオダギリジョー。
オダギリって最近ほんとにハズレがない。
原作は未読。
とはいえ、けっこう好きなテンポ。
監督・脚本、三木聡だし。
ドラマ「時効警察」とか撮ってる人ね。
『亀は意外と速く泳ぐ』『図鑑に載ってない虫』がまだ観れてない…

麻生がちょっとだけ友情出演してたり
あの独特の小ネタが満載で笑える。
映画館でも声出して笑ってOK!

これまた意外だったのが、三浦友和。
長髪でね、ダメ男なのよ。
いままでいいと思ったことが一度もないにも関わらず
今回は絶妙!
彼の出演作品の中でbPはコレじゃないですかね。


★★★★☆



そういえば…
奇しくも、両作品とも松重豊さんが出演。
正典さんとは全く違った役柄で、相変わらず多彩やな〜と感心。
ぜひ見比べてみてくださいませ。
posted by しがない物書き椿屋 at 22:26 | 京都 ☀ | Comment(11) | TrackBack(0) | アフターシアター