『間宮兄弟』「だって間宮兄弟を見てごらんよ。いまだに一緒に遊んでるじゃん。」
いい年した男がふたり、カノジョもおらずに一緒に暮らし、
ビデオ観たり、飛行機飛ばしたり、反省会をしながら並んで寝たり……
せぇへんやろ、ふつう?
が、不思議なことに。
佐々木蔵之介×ドラドラ塚地のコンビが「ま、それもアリか」を思わせる。
日々の小さな幸せが語られ、キュートな仕上がり。
実は江國の原作は、未読。
(発売されてすぐ購入したが、未読本エリアに積まれている…)
これから映画を反芻しつつ読んでみるつもり。
カレーパーティ、浴衣パーティ。
やってみたい。
やろうか。
よし、企画しよう!
★★★☆☆
『ダ・ヴィンチ コード』超話題作にて、個人的に超駄作。
これ、映画化の必要あったんだろうか?
翻訳本が概ね苦手なワタシはまだ原作を手にとってない。
本屋の棚に平積みされた関連本たちを見るにつけ、きっともう一生読まないな、と思う。
『もののけ姫』がアメリカで公開されたとき
あのたたりという観念、どれだけ理解されるのか?と危惧したが。
今度はその逆バージョン。
あのキリスト教に対する価値観や歴史は、本質的なところを理解できない。
ダ・ヴィンチの謎よりもそっちに重きが置かれていたので
とにかくセリフが多いし長い。
字幕、めっちゃ疲れます。
正直、ちょっと寝ました。
ヘタにアクション盛り込まんでもよかったのでは?
一番のツッコミどころは、バックでのカーチェイス。
う〜ん、一介の暗号解読者がなぜあんなドライビングテクを持っているのか。
一気に冷めた瞬間でした。
☆☆☆☆☆
『かもめ食堂』エクセレント!
淡々と描かれたフィンランドでの生活。
ただそれだけのことなのに、なんと沁みる物語なのか。
まあ、小林聡美×片桐はいり×もたいまさこで
面白くなかったら、その監督よっぱど才能ないよな。
日本かぶれの男子学生や、かしまし三人娘(?)、穏やかな老夫婦。
日本人のちょっとかわった女三人と触れ合う現地の人たちも魅力的で、
観光でもなく仕事でもなく、日常として
フィンランドに行ってみたくなる作品。
観終わったら、絶対におにぎりが食べたくなります。
空腹だとかなり苦痛なので、覚悟して観ましょう。
★★★★★
『花よりもなほ』久々!浅野忠信がまともな役(笑)
最近の彼のチョイスは微妙なんが続いたので、それだけでも単純にうれしい。
とはいえ、是枝監督とは相性が悪い。
今回もその事実を再確認する羽目に。
時代劇をあまり見たことない人、そんなに興味がない人には
入りやすい作品かもしれないが。
物足りないし、あまりにポップで不自然ささえ感じる。
脇のキャラは濃いから笑えるところも多々あるが…。
なんか、しっくりこない。
剣の腕はからっきしで、仇討ちしない生き方もいいんじゃないか?と気づく。
テーマはいいんやけどねぇ。
時代劇らしからぬ時代劇って感じかな。
★★☆☆☆
『ナイロビの蜂』ぜひ観てほしい。
★★★★☆
『連理の枝』観なくて支障ない。
☆☆☆☆☆
・・・公式HPはこちら
posted by しがない物書き椿屋 at 06:29
| 京都
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