2007年11月05日

『めがね』

ひねもすたそがれ、メルシィ。

南の島。海辺。
たそがれることが得意なひとたちが集う春。
彼らは毎朝、砂浜でメルシィダンスを踊る。
ケータイのつながらない場所を目指して島に辿り着いた主人公も
いつしか、戸惑いを乗り越え、たそがれることが上手くなる。

穏やかな波を眺めながら、海辺ですごす時間。
ひねもす。

ああ、なんて素晴らしい理想がここにはあるのだろう。


★★★★★
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2007年03月29日

『アンフェア the movie』

ご存知、人気ドラマシリーズの劇場版。
まあ、ふっつ〜。
ツッコミどころ満載やしね。
ドラマの方が臨場感あったし。
映画は、瑛太が出てないからワタシのテンション上がり切らず。
ヘタすぎる加藤雅也に苛立ちつつ、
江口VS椎名はそれなりやし、
寺島は相変わらずいい味出してて安心。
阿部サダをもっと出してほしかったけど。

まあ、要するに。
誰が裏切り者か?って話。
のわりに、伏線が弱い。
弱い上に、張った伏線を放置してるとこもあって肩透かし。

ドラマの映画化は、大きくアタリもハズレもせんと解っているのに観てしまうのは、単なる自己満足。
どんな内容なんか知りたいという欲求を満たすためだけの。
そこに、なにかを求めたりはしてないわけです。

それより。
ドラマの映画化は、ふだん映画館に行かないような女性客が増える。それもたいてい二人組。
これがまた大迷惑。
映画館での暗黙の了解やらマナーが守れないなら
DVDになってからレンタルするか、
テレビ放映されるのを待てばいいんじゃないですか?

やたらしゃべるわ、ケータイ鳴らすわ(バイブでも迷惑!)。
くちゃくちゃモノ食うわ、靴ぬいで前の席に足上げるわ。
意味わからん……
ここはあなたのお家じゃないですよ〜??
気づいてますか〜??

ワタシの後ろのオンナが、まさにその大迷惑者で。
二度ほど睨みきかせといたんだが
しばらくするとまた足上げてきやがる。
うぜぇ……


「映画館はひとりでないと入れない」って法律できたらいいのに。


★★☆☆☆

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2007年02月01日

休憩5分の3本ハシゴ

『マリー・アントワネット』

誰もが知る有名な王妃、
マリーの一生を描いた作品。

決して幸せとは言えなかったかもしれない人生。
生まれる場所、両親、環境は
選ぶことができない。
なんて言い古された言葉を再度思い出す。
けれど、
だからこそ選べるものもある。
選ばなきゃいけないこともある。
自身の判断で。
多くのしがらみ、譲れない想い、逃げ場のない毎日。
それでも、
進んでいかなきゃいけない。
自分の足で。

そういう物語。

前半の豪華なロケーションやキレイな小物など
映像は美しく、華やかで、夢心地。
とはいえ、
民衆からしたら「勘弁してくれよ」って感じ?

途中、何度か意識を手放したら
起きるたびに子どもが増えて
最後に末子が死んだ。
あかんやん!(笑)

★☆☆☆☆




『それでもボクはやってない』

ご存知『Shall we ダンス?』の周防正行監督の新作。
描かれるのはニッポンの裁判現状。

就職活動中のフリーター金子(加瀬亮)が
会社面接へ向かう電車の中で痴漢に間違われ
刑事裁判を受けることになる。

日本のいまの裁判制度がどんなに杜撰か、
日々裁判所で繰り広げられている裁判の現実が見える。
ある意味、ホラーよりも戦慄が走る物語。
有罪率99.9%と言われる裁判の判決やいかに?!

加瀬、やっぱいいなぁ。
役所、適任やなぁ。
瀬戸、はまり役やなぁ。
大森、いい存在感やなぁ。
もたい、この人を母親に据えた監督が素晴らしい!
小日向、リアルな演技やなぁ。
周防、素晴らしいなぁぴかぴか(新しい)

★★★★★




『ディパーテッド』

ディカプリオ×デイモンの
ネズミ(=スパイ)合戦。

デビュー頃から好きで、
新作は必ず観てきたディカプリオ。
とはいえ、最近はかなり低迷気味で
『ロミオ+ジュリエット』以来、
なかなかアタリがなかったが
今回のは久々に彼の魅力が詰まってる。

デイモンはまあ
なぜか年々ブサイクになるけれども
演技は悪くないので我慢するとして(笑)


重ねる嘘。
見失う真実。
自分の居場所。
心を許す人。
本当に欲しいもの。

身分を隠し、己を偽り、
任務を終えた彼らが望んだものが
妙に心に刺さるラスト。

多少、最後のシーンはあざといものの
ディカプリオの演技力はさすが。
もうちょっと細かったら言うことなかったのにな〜。

ジャック・ニコルソンの燻し銀な演技は、納得の貫禄!

★★★☆☆



20代前半の友人にメールしたところ
彼女からの返事には当たり前のように
『マリアン』『それボク』と明記されていて
省略文化についてけてない自分を恥じ入り、
腰のダルさも忘れられそうだわ…。


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2006年08月08日

伊勢谷友介&関めぐみデー

『笑う大天使』

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オープニングからして、ワタシの心を鷲掴み!
多様されるVFXがピタリとハマって
「なんでやねんっ!」って一人ツッコミ入れつつも
気づけばガンガン引っ張り込まれ、引きずり回され。
『聖ミカエル学園』にどっぷり!!

上野樹里は『スウィングガールズ』といい
『サマータイムマシンブルース』といい
アタリ作品に恵まれてる。
それも一種の才能よね。
コミカルな笑いから、ほろりとさせる演技まで
なんでもござれな彼女は将来有望。
しかも今回はアクションシーンも満載!

『ハチクロ』と続けて観たから
関めぐみと伊勢谷友介のそれぞれの役を比べてしまった。
軍配は以下の通り。
関めぐみ:『ミカエル』>『ハチクロ』
伊勢谷友介:『ミカエル』<『ハチクロ』

『ハチクロ』の関は「あぁん?」って感じやけど
『ミカエル』はぶっ飛び具合が最高!
やればできるやんか!

それに対して、伊勢谷は断然『ハチクロ』。
初めて伊勢谷にキュン死にしそうになったくらいやし。
整った端正な顔立ちやから
旧伯爵家の役どころもおかしくはないけど
天才と何とかは紙一重的な役の方がカッコいい☆

ラストシーンではちょっとうるっときたりして
上野樹里の表情にやられたなぁ。
いま何か映画観たいけど、何にしよかなぁと思ってる人はぜひ!!
思ってない人も必見です。

★★★★★





『ハチミツとクローバー』

はい、みなさん。
まずは原作をきれいさっぱり忘れましょう
観るのはそれからです。

ぶっちゃけ
めっためたに斬って捨てるために自腹切って観に行ったんやけど。
そこまでボロボロでもなかった。
あまりに期待しなさすぎてふつうやったから?

桜井はあかんけどな。
関も厳しいけどな。
真山(加瀬亮)と山田(関めぐみ)のシーンは
首筋から背中を寒〜いもんが走るけどな。
加瀬亮がちょっとキモすぎ!
確かに真山はヘタレやけど、そこまでヤバくないって。

あ、原作がまた戻ってきてる……
はい、忘れて〜忘れて〜。

はぐ(蒼井優)と森田(伊勢谷友介)の関係性は、
少しずつ作品を介して近づいていく様が丁寧に描かれてて好感。

堺雅人、西田尚美、田辺誠一(故人)の
アダルト組の三人はいい配役。
とくに、西田!
もうクールビューティな感じがそのまんま。

あ…また原作が……

個展のレセプションでの伊勢谷が
タキシードで『ミカエル』から出張?って感じやったんと、
四つ葉のクローバー探す土手のシーンが
明らかにクローバー生えてないやん!って有様やったくらいかな。
でっかいツッコミは。
あ、あと桜井が早朝の海岸に宿の浴衣のまま来るシーン。
せめて着替えるやろ、ふつ〜と。

全体通して、音楽が印象的やなぁと思ってたら
エンドロールで菅野よう子が担当してると知って
プチ興奮!
やっぱええよ、菅野さん。

終わり方はスッキリしてて、王道ではあるけど
キレイにまとまってて悪くなかったかな。

伊勢谷が男前やって実感できただけでも
価値のある映画やったわ。

★★★☆☆



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2006年08月05日

『胡同のひまわり』は観るべき!

『胡同のひまわり』

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新しい命が誕生し、ついに親となった「ぼく」の父。
胡同の自宅の庭に咲き誇るひまわりに因んで
息子に「向陽(シャンヤン)」(太陽に向う)と名づける。
そして、その感動的な瞬間が
これから30年間にわたって繰り広げられる
「ぼく」と父親の確執と葛藤の始まりだった……。

父親が自分の息子(または娘)に、多くの期待を寄せるのは
別段、珍しいことでもないが。
その期待が膨らみすぎ、押し潰しそうになっていることに
気づかない親のなんと多いことか。
よかれと思ってやっている、きっといつか息子のためになる。
同作に出てくる父親も、典型的な夢押し付け型の親。
叶わなかった夢を息子に託し、厳しく躾けていく。
時が経つにつれて、反発と不信感は募り、
息子と父親の間から信頼は姿を消す。

急速に発展する中国の近代において、
毛沢東の死後に成長した息子と、それ以前の父親には
想像以上のギャップがあるのも仕方のないこと。
新しい公団にこだわる母親と、昔ながらの古い長屋を好む父親の対立は
夫婦の老後の生き方を考えさせる。

とことん不器用極まりない父親が
最期に見せた衝撃的なエピソードが涙をそそる。

個人的にこういう親子の物語、弱いんです。


【胡同とは?】
北京の街の路地、横町。
灰色の塀が続く胡同の中にあるのが、四合院という北京の伝統的な民家。
中庭を囲むように東西南北にそれぞれの棟が配置されている。
2008年の北京オリンピックに向けて、大規模な都市開発の中、
現在急激に取り壊しが進んでいる。


★★★★★





『13歳の夏に僕は生まれた』

この夏、1の映画。

たった数日間で、少年は大人になった。
一足飛びに、誰に背中を押されたのでもなく。
少年は、子供のままでいられない自分に気づく。
それが13歳の夏だった。

美しくて、切なくて、リアルで。
友情と背中合わせの裏切りが胸をつく。
そして、生きなければならないからこその
現実社会の厳しさと闇。

イタリアの移民問題という社会問題を取り入れ、
貧富の差に目を背けることなく
そこから生まれるさまざまな生き様。

クルージング中に船から海に投げ出されてしまった少年が
目を覚ましたのは、他民族の人間がひしめき合う密航船の上。
そこで少年はある兄妹に出会う。
彼らもまた、生きることを求めて船に乗ったのだった。
少しずつ寄り添っていく3人の気持ち。
そこに突きつけられた現実とは?

陽気で、キレイなだけのイタリアではなく
リアルな中に見える痛み。
その痛みを受け止めるだけの強さ。

メイン3人の子役が素晴らしい!
彼らの存在感がこの映画のすべてといってもいい。
とくに主役の少年。
ラストに向って、たった数日、数時間で
両親にかわいがられていたときとは比べ物にならないほど
大人びた表情を見せるようになる。
子供ゆえの無力さ、大人(社会)への苛立ち、儚い恋心にも似た想い。

いろんなものを飲み込んだその瞳は
はっとさせられるほど真っ直ぐで、深い。

★★★★★+★





『ラブ☆コン』

原作のコミックスを買ってるんで
そんなに期待せずに
まあ、ぶっちゃけた話、
文句言うために金払って観た、という(笑)

が!!
これがなかなかいい出来。
原作のノリもそのまま活かされてるし、
やたらめったら文字を入れるんも
場面に合っていてアリやし。

主役ふたりのデコボココンビの配役がアタリの作品。
170cmのデカ女を藤澤恵麻、158cmのチビ男を小池徹平。
小池じゃなかったらできん映画やったやろうけど、
小池でできてんからええやん!って感じ(笑)

テンポが崩れん学園ラブコメに仕上がっているのは
ひとえに、鈴木おさむの脚本ゆえ!
エンドロールで気づいたんやけど、
やっぱさすが!と思わず納得。
原作のいいとこをうまくつなげて
2時間できちんとまとめて
笑いの小ネタもちりばめて。
鈴木の力量、ここにありってところ。

あと、とにかくオイシイのは
南海キャンディーズのしずちゃんと、
教師役の谷原章介。
谷原はこういうおバカな役の方がハマる。
2枚目すぎると嫌味やし。
彼を見るためだけに行っても十分楽しめる。

★★★★☆





『タイヨウのうた』

ドラマ化は必要ないよね?
なんで、なんでもかんでも映画の後にドラマにするかね…。
そんなに話のネタないんやろか。
ドラマの集大成を映画でやんのもどうかと思うけど。
連ドラ観てない人は客にならんような作品を
わざわざ映画館でやらんでも。
ま、ドラマ見てたら映画行くけど(笑)

ドラマより明らかにいいキャスト。
YUIの歌声は素晴らしい。
演技は…まあ、この際目をつぶるとして。
曲もいいし。
思わず、サントラ欲しくなったくらい。

XPという病気を描いてるからって、
それを見世物的に扱うこともないし、
かと言って病気に関して考えるきっかけになっていて
確かにちょっとドラマチックな感は否めないけど、
どんどん病気が進行していく後半の緊張感は
スクリーンだけに留まらず、客席まで浸透する。

難を言えば、
あの両親はあかんよな〜。
配役が、ね。
とくに母親の麻木久仁子。
なんちゅうか、下手。
クサいねん。いまどき。
父親の岸谷吾朗って、もっといい役者やと思ってたんやけどなぁ。
ここんとこ、ヘンに鼻につくというか…。
残念やわ。

とにかく、塚本高史がいい!!
こんなにいい役者やったっけ??と思ったし。
好きやけどね。
『木更津キャッツアイ』のころから。
でも、そんないうほどでもなかったやん?
ちょいと高校生役には無理があるけど、
それすらも許せてしまう演技。
ラストの海岸シーンは泣きまっせ〜。

★★★★☆






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posted by しがない物書き椿屋 at 20:12 | 京都 | Comment(2) | TrackBack(0) | アフターシアター
2006年08月04日

『ゲド戦記』観て来ました。

『ゲド戦記』

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ジブリ、お願いやからベテラン声優つこて
「豪華キャスト陣が集結!」の豪華の意味がちゃうで。
岡田は岡田じゃなくてええんちゃう?って感じ。
きっともっとハマる声の人はなんぼでもおる。

ヒロイン役の歌声は素晴らしい。
CMでもお馴染みの曲は主題歌かと思いきや、なんと挿入歌。
エンディングは新居昭乃が作詞・作曲を担当!
好きなアーティストなんでちょっとポイントup。

菅原文太もなあ、下手ちゃうねんけど、ちょっと年くいすぎやねん。
大塚明夫(ブラックジャック)とかええと思うねんけどなぁ。
田中裕子は意外と奮闘。
中世的な魔法使いのイメージを抑えた声質で表現してた。
最も違和感がなかったのは、ウサギ役の香川照之!
ジブリ作品に必須の小者な悪党を見事に演じて、
ジブリらしい要素を確立してたと思われる。

竜の存在が唐突やったり、ゲドの古くからの友人・テナーのポジションが中途半端な感じはしたものの……

冒頭の竜の共食いシーンや、主人公・アレンが獣に襲われるシーン、
その他、躍動感あふれる動物たちの動き、
鳥瞰した街並み、活気漲る市場、
光と影、自然の色合い、風の流れ、複雑な城の造りなんかは
さすが!のひとこと。
ベテランスタッフ陣の力量が如実に現れている。

宮崎駿監督が、初号試写を観て
「素直につくられていてよかった」って人伝に託したって話通り、
確かにとても素直な切り口の作品。
ストレートで、衒いもなければ小難しい問いかけもない。
正直、ちょっと物足りない気がした。

20年前、ナウシカではなく
宮崎駿監督の描いた『ゲド戦記』が観てみたかった。
そう思わせる程度には、まだまだ駿監督は偉大なり。

★★★☆☆





『ブレイブストーリー』

だから、頼むから、声優つこて
松たか子は予想以上に健闘。
あと、大泉洋は芸達者。
ウェンツも思ったほどひどくなかった。

キツイんは常盤貴子。
ほんま、勘弁してください……。

あえてこの小説、映画化せんでもよかったんでは?

★☆☆☆☆





『ゆれる』

オダギリジョー×香川照之。
まさに演技のガチンコ作品。

ストーリーとかセリフよりなにより、
ふたりの気迫と表情に気圧される。

たったひとりの兄が人を殺した?
その現場を弟は目撃していた?
法廷に立たされる兄のため、弟はある決心をする。

ガラス一枚隔てて面会する兄弟の
ときに恐ろしいほど静かな、ときに驚くほど激しい
真っ向からのぶつかり合いが見もの。

ふたりの行く末を引き離すことになる
古い吊り橋を渡るオダギリが印象的。

ちなみに、オダギリ演じる“早川猛”はフォトグラファー。
こんな人と仕事一緒できたら憤死するわ〜(笑)

★★★★☆





『初恋』

いろんなところに無理ありすぎ。
少女を男性の警官と間違ったりする?
なんぼ顔隠してるからって、気づくでしょうに。

いろんなところに無駄ありすぎ。
「JAZZ B」というバーでたむろする若者たちの描き方がとくに。
小嶺麗奈のベッドシーンとか必要か?

とにかく、「三億円事件」っていう
いまだに解明されていない
一種カリスマのような現金強奪事件をモチーフに
観客動員をはかりたかっただけのような気がする。
フィクションにしてもノンフィクションにしても
リアルさが大幅に欠落してる作品。

★☆☆☆☆





『カサノバ』

ラッセ・ハルストレム監督(『ギルバート・グレイプ』『ショコラ』)の
新作というだけでそそられ、試写に参加。
恋愛至上主義「カサノバ」をモデルにしているわりに
恋の手練手管がけっこうふつう。

ラスト、おっとそうくるか!というエピソードがあって
後味はそれほど悪くないものの
途中何度か白けたのは、あまりにも愛だの恋だの口にするから?

★★☆☆☆




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2006年06月06日

『間宮兄弟』『ダ・ヴィンチ コード』『かもめ食堂』ほか

『間宮兄弟』

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「だって間宮兄弟を見てごらんよ。いまだに一緒に遊んでるじゃん。」
いい年した男がふたり、カノジョもおらずに一緒に暮らし、
ビデオ観たり、飛行機飛ばしたり、反省会をしながら並んで寝たり……
せぇへんやろ、ふつう?

が、不思議なことに。
佐々木蔵之介×ドラドラ塚地のコンビが「ま、それもアリか」を思わせる。
日々の小さな幸せが語られ、キュートな仕上がり。
実は江國の原作は、未読。
(発売されてすぐ購入したが、未読本エリアに積まれている…)
これから映画を反芻しつつ読んでみるつもり。

カレーパーティ、浴衣パーティ。
やってみたい。
やろうか。
よし、企画しよう!

★★★☆☆



『ダ・ヴィンチ コード』

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超話題作にて、個人的に超駄作。
これ、映画化の必要あったんだろうか?

翻訳本が概ね苦手なワタシはまだ原作を手にとってない。
本屋の棚に平積みされた関連本たちを見るにつけ、きっともう一生読まないな、と思う。

『もののけ姫』がアメリカで公開されたとき
あのたたりという観念、どれだけ理解されるのか?と危惧したが。
今度はその逆バージョン。
あのキリスト教に対する価値観や歴史は、本質的なところを理解できない。
ダ・ヴィンチの謎よりもそっちに重きが置かれていたので
とにかくセリフが多いし長い。
字幕、めっちゃ疲れます。
正直、ちょっと寝ました。

ヘタにアクション盛り込まんでもよかったのでは?
一番のツッコミどころは、バックでのカーチェイス。
う〜ん、一介の暗号解読者がなぜあんなドライビングテクを持っているのか。
一気に冷めた瞬間でした。

☆☆☆☆☆



『かもめ食堂』

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エクセレント!
淡々と描かれたフィンランドでの生活。
ただそれだけのことなのに、なんと沁みる物語なのか。

まあ、小林聡美×片桐はいり×もたいまさこで
面白くなかったら、その監督よっぱど才能ないよな。

日本かぶれの男子学生や、かしまし三人娘(?)、穏やかな老夫婦。
日本人のちょっとかわった女三人と触れ合う現地の人たちも魅力的で、
観光でもなく仕事でもなく、日常として
フィンランドに行ってみたくなる作品。

観終わったら、絶対におにぎりが食べたくなります。
空腹だとかなり苦痛なので、覚悟して観ましょう。

★★★★★



『花よりもなほ』

久々!浅野忠信がまともな役(笑)
最近の彼のチョイスは微妙なんが続いたので、それだけでも単純にうれしい。
とはいえ、是枝監督とは相性が悪い。
今回もその事実を再確認する羽目に。

時代劇をあまり見たことない人、そんなに興味がない人には
入りやすい作品かもしれないが。
物足りないし、あまりにポップで不自然ささえ感じる。
脇のキャラは濃いから笑えるところも多々あるが…。
なんか、しっくりこない。

剣の腕はからっきしで、仇討ちしない生き方もいいんじゃないか?と気づく。
テーマはいいんやけどねぇ。
時代劇らしからぬ時代劇って感じかな。

★★☆☆☆



『ナイロビの蜂』

ぜひ観てほしい。

★★★★☆




『連理の枝』

観なくて支障ない。

☆☆☆☆☆


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2006年05月17日

『明日の記憶』

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渡辺謙がエグゼクティブ・プロデューサーも務めた
アルツハイマー病をあつかった人間ドラマ。

正直、渡辺謙はあまり(役者として)好みではなく
『ラストサムライ』にしろ『SAYURI』にしろ
どこかええのか、不可解だったのだが。
この作品の彼は素晴らしい。
仕事一筋の父親だが、その仕事に対する姿勢や部下への気配りは
尊敬できるイチ仕事人。
娘の結婚を前に素直になれないところもリアル。
これほどさまざまな表情を見せる渡辺謙は初めてかも。

アルツハイマー病と診断されてからの展開も
無理なく、胸に刺さる。
嫁の樋口可南子がうまい!
階段で泣き崩れる夫を励ますシーンが涙を誘う。



もし、自分が少しずつ、しかし確実に
記憶を失っていくとしたら――。
治すことも、進行を止めることもできない病気。
もし、自分の大切な人が
自分を忘れていくとしたら――。

『私の頭の中の消しゴム』とは逆の立場。
でも、共通しているのは
相手が自分を忘れた瞬間の
言葉にできないほどの哀しみ。
絶望にも似たその一瞬を、樋口は涙だけで表現している。

冒頭につながるラストの1カットが秀逸!


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2006年05月13日

『陽気なギャングが地球を回す』

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人間嘘発見器の成瀬(大沢たかお)
正確な体内時計を持つ雪子(鈴木京香)
ロマンを追い求める演説の達人・響野(佐藤浩一)
天才スリの顔を持つ獣医学部生(久遠)
銀行での爆弾騒動に偶然居合わせた4人が
奇妙な力を発揮すべくチームを結成。

自分たちならもっと上手くやれる!

ハズだったのに……
奪った金が奪われた!!

奇抜な仕掛けと巧妙な計画が
物語を二転三転とさせていく
スピード感が心地いい。
途中から参戦する、響子の元カレ・地道がキーパーソン。
そのあたり、流石の演技で魅せる大倉孝二がいい味出してる。

「象を冷蔵庫に入れる3つの条件」の答えが知りたい人は、映画館へ。


★★★★☆


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2006年05月10日

『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌』

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やっと観れた!
封切られてから、どれほど切望していたことか。

ナゾの依頼主から招待を受け、横浜へとやってきたコナンたち一行。
小五郎とコナンは、蘭や少年探偵団たちを人質にとられ、
午後10時までに謎を解き明かすように持ちかけられる。
暗号のヒントを頼りに、動き出すコナンたち。
途中、怪盗キッドを追う“元祖高校生探偵”や
“西の高校生探偵”平次も加わって敵に立ち向かう。
怪盗キッドも事件に関わって、絡み合う謎。
刻一刻と迫るタイムリミット。
コナンは、愛する人を救えるのか――。


10作品目にして、ますますパワーアップ。
個人的な見所としては、こっそりデート中の佐藤刑事と高木刑事。
近頃、和葉にやさしい平次の表情に
いつもより多く喋る山口勝平(新一&キッド役)
なんだかんだいって小五郎のよき理解者である
蘭の母親に突っ込む秘書のひとこと(笑)。

最後の数分、観客を引き込む力はさすが。


★★★★☆



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『バーン・ザ・フロア』

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追加公演のチケットが
奇跡の3回コールで取れた席は
なんと、前から2列目!!
舞台、近っ!!!

むしゃぶりつきたくなるような、あの腰!背中の筋肉!鎖骨!!
いいカラダ…いや、いいオトコぞろいで、辛抱堪らん
衣裳もかわいいし、エレガントやし、渋いし、そそるし
一緒にいったマリンバ奏者と、そりゃもう大興奮。

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フィナーレでは↑このハンカチ振って、観客もダンスに参加。
いつもならそ知らぬ顔をするものの、
何しろダンサーたちに舞台の上から催促されては断れぬ。
最後はオールスタンディングで、盛り上がりも絶頂!

2007年春に日本上陸予定の『フロアプレイ』、是が非でも行かねば!!



・・・これ、見たことあります?
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2006年05月09日

『リバティーン』『アイスエイジ2』

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前売り買ってたのに上映が12日までと知り、慌てて京都シネマまで。

舞台は、17世紀ロンドン。
天才詩人ロチェスター伯爵(ジョニー・デップ)と、
大根役者と呼ばれている舞台女優エリザベス(サマンサ・モートン)
舞台稽古とともに高まるふたりの情熱が
互いの運命を少しずつ捻じ曲げてしまう。
その先に待つ悲劇とは……。

堕ちて行く様を演じたら、デップの右に出る者はいないのでは?
そう思わせるほどの壮絶な演技に、嫌悪感さえ抱く。
梅毒に冒され、一日一日と死に近づいていく男の
無様さ、妖艶さ、絶望、本音。
強がっている間に見せる、ほんの一瞬の弱さこそ
その男の本性を全て表していると思えるほどの
ディテイルまで冴えたデップから目が離せない。

とはいえ、冒頭はあまりの眠気にワタシが落ちてしまった。
展開に目新しさや緊張感はないため、
見所はデップのみ!
ま、そのために行ったからいいんですが。

★★☆☆☆




     *****




字幕派のワタシは、ディズニー映画も例外ではない。
とはいえ、『アイスエイジ』だけは吹き替えも許せる。
なぜなら…
マンモスが山寺さんだから!!

声優を「さん」付けで呼ぶ人はオタクや、と思っているそこのアナタ。
正解です。
ワタシは自称「アクティブなオタク」なので。


地球温暖化のため、氷河が溶けはじめ
大地の果てにある舟を目指して動物たちが移動するという
至極、単純明快なストーリー。
それもまたディズニーらしさ。
今回は絶滅の危機に瀕しているマンモスが
仲間と出会うところがポイントに。
ま、そのメスマンモスは自分のことをマンモスじゃないと信じているのだが。

ディズニー節満載で、笑えるし、ほろっとさせるしで
前作に引き続き、夢ある作品に仕上がっている。
マンモスでも山寺さん、男前の声やったわ〜ぴかぴか(新しい)


★★★☆☆




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posted by しがない物書き椿屋 at 23:51 | 京都 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | アフターシアター
2006年04月26日

『好きだ、』

image/tsubakiya-2006-04-29T00:34:31-1.jpg

監督:石川寛
出演:宮崎あおい、西島秀俊、永作博美、瑛太ほか

そそられたのは、瑛太のガクラン姿と
音楽を担当する菅野よう子。
あと、公式HPのスチール写真。


高校時代を微妙な距離で過ごしたヨースケとユウ。
ふたりは、ある約束を忘れられないまま疎遠になり
17年経ったある日、偶然にも再会する。
ストーリーは至極単純で、淡々と描かれている作品。

「好きだ」というたった一言がうまく伝えられない。
空はこんなに澄んでいるのに。
「好きだ」という本当にキモチにうまく気づけない。
風はこんなにやさしいのに。

ところどころ、青さが眩しく。
ところどころ、繊細さが身に沁みる。
とはいえ、写真を並べたような映像で
一枚一枚は美しいのに、テンポが悪い。
途中くらいから、かなりイライラしつつ
この映画を観るために待ち合わせの時間を2時間近く遅らせてもらった
名刺の印刷を手配してくれたデザイナーM嬢に心の底から謝ること数回。

再会したふたりが居酒屋でビール呑むシーンなんて
拷問以外のナニモノでもなかった……
水曜の夜の映画館は8割ほど埋まっていたが、
いったいいま、この中の何人が「あ〜ビール呑みてぇ」と思っているのか。
なんて、そんなことをぼんやり考えていた。
ビール呑んだ後に「好きだ」と伝える相手などおらんがね。

★☆☆☆☆


posted by しがない物書き椿屋 at 23:34 | 京都 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | アフターシアター
2006年04月01日

『ブロークバック・マウンテン』

本年度アカデミー賞3部門
(監督賞・脚色賞・オリジナル音楽賞)受賞作品。
監督は、『恋人たちの食卓』『グリーン・デスティニー』の
アン・リー監督。
出演は、『ブラザーズ・グリム』のヒース・レジャー、
『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』のジェイク・ギレンホール。

とはいえ、惹かれたのは上記の点ではもちろんなく。
荒涼たるアメリカ西部で、
保守的な時代に、閉鎖的な社会の偏見に怯えながらも
20年にも及ぶ緊密な関係を維持した
カウボーイの同性愛を描いた作品だから。

はじまりは、純粋な友情の芽生えから。
ブロークバック・マウンテンで羊の放牧管理の仕事で
ひと夏をともに過ごすうちに
不器用な二人の友情が、男同士の許されない関係へと変化していく。

だが、二人は想いを抱き続けながらも
互いに伴侶を得て、子どもも授かる。
密かに育まれる愛は崇高で、身を切るように痛々しい。
「時々、おまえが恋しくてたまらなくなる」
搾り出すようにそう呟くジャック(ジェイク・ギレンホール)。
ジャックとの恋に溺れていく自分を許せず
我慢の糸が切れたように泣き崩れるイニス(ヒース・レジャー)。

けれど、そこには
互いの家族を犠牲にした事実もある。
美しいだけの、楽しいだけの20年では決してない。
だからこそ、愛おしさが胸を突く。

同性愛を扱った映画としては
『司祭』がワタシの中で歴代1位を維持しているが
そこに迫る勢いで追い上げ中。
DVDが出たらもう一度観て、順位を確定させたいと思います。

ワタシの友人たちのゲイらが
どんな感想を抱くのか気になるところ。
『メゾン・ド・ヒミコ』より
ワタシとしてはアツイ作品だった。



     *****



京都シネマで観たので、ついつい前売りを買ってしまった。
同映画館はレディースデイがないからね。
『寝ずの番』にはオリジナル手拭いが、
『リバティーン』にはポストカードがついていた。
が、ポストカードが品切れ!
やっぱデップ人気はすごいね…。

image/tsubakiya-2006-04-03T09:03:07-1.jpg


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タグ:寝ずの番
posted by しがない物書き椿屋 at 19:03 | 京都 ☀ | Comment(2) | TrackBack(0) | アフターシアター
2006年03月21日

オダギリジョーナイト

『イン・ザ・プール』
出演:松尾スズキ、オダギリジョー、市川実和子、田辺誠一ほか

松尾演じる精神科医の伊良部一郎。
彼の元を訪れるさまざまな患者たち。
水泳中毒、持続勃起症、脅迫神経症……
ヘンな病気に悩まされるヘンな患者と、彼らよりもさらにヘンな精神科医による
気分開放ハチャメチャムービー。

『空中ブランコ』で直木賞を受賞した作家・奥田英朗の
“伊良部シリーズ”第1弾『イン・ザ・プール』を映画化した作品。
独特のリズム感と、くだらなくて笑える小ネタと、
否応なく引きずり込まれる奇妙な会話で構成された
アホさがオモロイ映画だ。

オダジョー扮するは、中堅メーカーの営業マン田口。
継続性の勃起症に悩まされ、伊良部総合病院の精神科に通う。
解決までの道のりは、遠く険しく、おバカの連続!
アップになったオダジョーがまだまだ若くてかわいいのも必見。


★★★★☆





『オペレッタ狸御殿』
出演:オダギリジョー、チャン・ツィイー、薬師丸ひろ子、由紀さおり、平幹二朗美空ひばり(デジタル出演)ほか

『七変化狸御殿』『大当り狸御殿』に出演した美空ひばりを
シリーズ最新作に復活させたいと最新CG技術を駆使して
姿も声もゼロから再現させたことでも知られる作品。
『ピストルオペラ』のときも思ったけど、やっぱり清順作品とは愛称悪いかも…。

始まって5分もせんのに、トリハダが!!
ちなみに友人は10分もせんうちに落ちた(苦笑)

狸姫に心奪われるがらさ城城主の世継ぎ・雨千代に扮する
オダジョーは確かに美しい。
とはいえ、『メゾン・ド・ヒミコ』の美しさには到底叶わない。
歌声も微妙やしねバッド(下向き矢印)
ダンスもねぇ、なんか浮いた感じがして直視するのも厳しかった。

3本2000円でも高い!と思ってしまうくらいには
どうでもいい作品でした。


☆☆☆☆☆





『SCRAP HEAVEN』
出演:加瀬亮、オダギリジョー、栗山千明ほか

オダジョーのために観たのに、
そのキモチさせも奪い去った加瀬亮!!
やばい…男前や。
写真家なっちゃんがけっこう前に、加瀬亮がタイプやって言うてて
そのときは「ふ〜ん」くらいやったのが
ここにきて大爆発っ!!!

つなぎ姿もかわいいし、
スーツ姿もキュートだし、
ヘタレな顔もそそるし、
血みどろな様子もクラッとくるし、
とにかくもう、たまらん!

いや、オダジョーもめっちゃ男前でしたがね。

終わってから友人が
「加瀬亮、男前やっていま知った!」と。
うん、これは加瀬亮のための映画だ。

ちなみに、栗山千明の見どころはバスジャックの中で加瀬に助けを求める瞬間!
セリフなしで、じっと見つめた瞳から一筋の涙。
これが絶品でした。


★★★★★

※3月24日にDVD発売!


加瀬亮が当HPの執事の弟に見えてしょうがなかった…
弟をご存知の方、賛否両論メールください。






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posted by しがない物書き椿屋 at 05:46 | 京都 | Comment(2) | TrackBack(0) | アフターシアター
2006年03月15日

『ワンピース the movie カラクリ城のメカ巨兵』

久しぶりのMOVIX京都。
これでポイントが貯まったので、
上映が終了するまでに『ミュンヘン』でも観ようかと画策中。


いや〜、やっぱりええねワンピース!
TV版とは監督が違うからか、微妙に絵やノリに差はあるものの
違和感ってほどでもないし、原作の世界観は崩されてない。
キャラがきっちり立ってるのも、ちょっと遊び心を加えても
そうそうヘタに転がらないところもさすが。
まあ、原作&TVアニメを全く見たことがなくて
この映画で初めてって人はいないだろうし。

唯一気になったのは、チョッパーの声優。
病気かなんかで前の人が降りたから、新しい人やねんなぁ。
どうもしっくりこぉへんわ。
好きな声優さんやけど、チョッパーとちゃうやろ!って感じ。

それ以外は問題ナシ!
CGの量も適度やし、テンポもいいし、小ネタもバランスよくちりばめてあるし。

さ、次のアニメは『名探偵コナン』だ!!






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posted by しがない物書き椿屋 at 18:04 | 京都 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | アフターシアター
2006年03月10日

『県庁の星』

県庁期待の星であるキャリア(織田裕二)と
ぼろ〜いスーパーのパート店員(柴咲コウ)。
本来なら接点など持ちようのないふたりが、
民間のノウハウを学ぶという名目の政策をきっかけに
出会って反発しあってともに戦っていく。

所轄のノンキャリア次は、県庁のエリート公務員。
確かに、織田ありきな作品に仕上がっているものの
後半、組織に対抗していくあたりは
イチ公務員としてはリアリティに欠ける。
「いや〜、そりゃムリやろ」と思わずツッコミ多数。
最後の最後で、「そうくるか!!」と唸らせたのは
知事役の酒井和歌子の一言。
それを聞くためにだけに観てもいいくらい。
石坂浩二の存在も必要悪。


個人的には、料理担当の和田聰宏がツボ!
この人、たぶん月9「東京湾景」で書道家やってた人。
あのときも、ほぅ〜となってんなぁ。
目つき悪くて、かつタレ目がちな人にめっちゃ弱い!
3月25日ロードショーの『雨の町』も観たい。
公開劇場が「渋谷シアター・イメージフォーラム」なんで
関西に来るのはまだ先やろうけど…。
ヘタしたら京都公開ナシかも??
こういうときばっかは、やっぱり東京に住みたい!と思う。


★★☆☆☆



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posted by しがない物書き椿屋 at 12:08 | 京都 ☔ | Comment(4) | TrackBack(0) | アフターシアター
2006年03月04日

『ナルニア国物語  第1章ライオンと魔女』

メガネをかけて箒に乗る少年の物語よりも
画期的かつ普遍的なファンタジー。
何しろ、クローゼットが「ナルニア国」への入口なんだし。
駅のホームから見えない列車ってのも
ナイスアイデアではあるけれども
やはり、自分の家の中の
しかもどこの家にも必ずある
クローゼットに目をつけたところが
この物語の勝因ではないか、と。

ま、そんな前置きはどうでもいいとして。


うん。
映画としては、可もなく不可もなくといったところ。
この物語は文字で読む方が断然面白い!
想像力(妄想力?)って、際限なくどこまでも広がっていくからこそ
その(自分が頭の中で創り上げた)世界の虜になるのかも。

これまでに、あらゆる国で
何百、何千、何万と創り上げられた想像の世界を
ひとつピックアップして目に見える映像として
カタチにしているのは素晴らしい技術があってこそ。
「いまさらナルニア?」という意見もあったろうけど、
これは現代のテクニックと、ファンタジー長編が受け入れられる土壌ができたため。
そういう意味では、いいタイミングだったかな?

内容的には、まあこれだけ有名なんで
あえて説明することもないけれど。
完成披露試写会が終わった後の
デザイナーとワタシの会話は以下の通り。

「白い魔女は魔法使いやのに、なんで剣での肉弾戦…??」
「しかも二刀流でしたしね」
「めっちゃ強いしな」
「魔法使ったのって、あの杖で石化するところだけでは?」
「それって、魔女っていうより魔法の杖を持ってたちょっと強い女ちゃう?」


★★☆☆☆


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posted by しがない物書き椿屋 at 14:19 | 京都 | Comment(2) | TrackBack(0) | アフターシアター
2006年02月12日

腰痛でも金欠でも修羅場でも…

映画は我慢できません。
身体にも財布にも仕事にもよくないと
分かっているのにやめられない。
この年になって
かっぱえび○んのCMの
キャッチの本当の意味が
身に沁みる気がします。
単に意志が弱いってだけの説もありますが…。





『博士の愛した数式』

6本観たら1本タダ!
なんて素敵なシステムでしょう。
というわけで、タダで観た作品。
しかもプレミアスクリーンで♪
リクライニングですよ〜。
ちょっとは腰にもやさしい感じ?

原作は、第1回本屋大賞受賞作品。
博士の背広の袖につけられた古びた紙に書かれた
「ぼくの記憶は80分しかもたない」のメモ。
交通事故の後遺症で記憶力に障害を持った博士と、
博士の身の回りの世話をすることになった家政婦、
その家政婦の10歳になる息子「ルート」。
ぎこちなくも3人の日々は
ささやかな驚きと歓びに満ちたものに変わる。

小説はとても美しく、愛に溢れた物語。
いえね、決して映画が美しくないわけではなく。

やっぱり小説を越えてない。
ただそれだけのこと。
成長して、数学の教師になった「ルート」を
吉岡秀隆が演じていて、
映画では彼をキーパーソンとして
回想シーンでストーリーが展開していく。

吉岡、ダメなんっすよ。
個人的な理由で申し訳ないが。
寺尾はいい味出してたし、
いま博士を演じるとしたら彼しかいない。
しかし、深津はどうやろう?
好きな女優なんやけどね。
彼女じゃなくてもいいんじゃないかな、と。

原作を先に読んでいて
あまつさえその世界観を是としていると
どうしても映像化には厳しくなってしまう。
いまのところ、
映画化されて原作と肩を並べる作品は
『恋文日和』だけなので。

タダで観たのに、どうにも納得できない作品でした。


★☆☆☆☆




『オリバー・ツイスト』

おすぎが60年生きてきてよかったと思った作品。
オリバー少年演じるバーニー・クラークは素晴らしい!
彼なしでは、この映画は成立しなかったと言ってもいいくらい。
彼の演技を見るだけでも価値はある。

無実の罪で告発されたオリバーを救ったブラウンロー氏が
オリバーを自宅に連れ帰り、養子として迎え入れるあたり
説得力が薄くて、少々違和感がないこともないが。
まあ、時代背景を考えれば、それもアリかな?

ロンドンで最初にオリバーを見つけて話しかけた
早業ドジャーの異名をとるジャック・ドーキンズを演じた
ハリー・イーデンが鋭い存在感を発揮!
『スタンド・バイ・ミー』の頃の
リバー・フェニックスを彷彿とさせる。
個人的には、主人公の少年よりも
これからに期待したくなる面構え。
それだけでも収穫のあった作品。


★★★☆☆




『THE有頂天ホテル』

言わずと知れた、三谷幸喜監督最新作。

正直、期待しすぎた…。
前評判はもちろん、周囲の感想と
これまでの作品の出来から
ちょっと楽しみが膨らみすぎました。

とにかく登場人物が多い!
もちろん、個性的な役者揃いなんで
飽きさせるとこはないし、テンポもいい。
その分、ひとりひとりのエピソードがさらっと軽くて
まあ、コメディなんでそれでもいいんだが。
小ネタ満載で(いや、充分笑えるんやけど)
途中で「おなかいっぱいやなぁ」って感じに。

三谷作品では、いまのところ『ラジオの時間』が一番!
ドラマでは「やっぱり猫が好き」がやっぱり好きなんやけどね。

★★★☆☆




『単騎、千里を走る。』

高倉健×チャン・イーモウ監督の
念願叶ったタッグ作品。

中国人の親切さがあまりに過剰で
少し面食らいはするものの…
心が穏やかになる物語。

見知らぬ人と人が、顔と顔を合わせて
言葉だけでなく、笑顔や温もりや
ときには涙で――
交流をはかることの大切さ。
そんな当たり前のことを、改めて考えさせられる映画。

健さん、ほんとすごい。
セリフなんて極端に少ないし、
仕草と表情だけで
その場を制してしまう存在感!
彼にしかできない
演技とは到底思えない自然体での在り方。

決して言葉を軽んじるわけではないけれど
言葉でなくても伝わるものはたくさんあって
言葉が通じないからこそ
響くものもあるんだと。
教えてくれる静かかつ力強い物語でした。

★★★★☆

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posted by しがない物書き椿屋 at 14:28 | 京都 ☁ | Comment(6) | TrackBack(0) | アフターシアター
2006年01月12日

『ブラック・ジャック ふたりの黒い医者』

BJ大好き者のワタシとしては、外せない一作。
いや〜、トータルで5回。
BJの瞳にくらっとなった。
…安いオンナでごめんなさい。

微妙な声の出演者もいたものの、
メインの大塚氏は相変わらずの美声だし、
もうひとりの黒い医者=キリコを演じた加賀丈史も予想以上の健闘。

TVシリーズを見てない人は興味もないだろうが。
それならば是非、コミックスの読破をオススメする。

ちなみに、アニメの映画を観に行くと、
予告がアニメばっかなのに感心する。
今回は、ポケモン、コナン、ドラえもん、ワンピース、北斗の拳。
内、3本は確実に行きます。
日本のアニメーションはほんまレベル高い。
日本に生まれてよかった〜と思う瞬間のひとつ。


★★★☆☆



     *****



映画鑑賞後、さっそく歯医者へ。
きっちり、さっくり治してもらいました。
詰めものが取れたと言ったら、
「奥のと同じ白いのでいいですね」と訊かれる。
「いや、銀歯がいいです!」とは言わないだろう、ふつう。
「歯石除去させてくださいね」と頼まれる。
「いや、貯めてるんで!」とは言わないだろう、きっと。
なので、歯石も掃除してもらう。
「これが限界ですからね。もう少し時間かけて磨いてもらわないと」
と、実際年齢を優に上回る老体気味の歯茎について
やんわり窘められる。
「はい、精進します」とばかりに、
大きく口を開けたまま、小さく首を縦に振り続けたのでした。

帰り際、受付で看護師さん(?)に
やわらかい歯ブラシを買うように薦められました。
さっそく、薬局にでも行こう!

あ……
さっき帰りにコンタクト用の目薬買いに寄ったやん!
すぽっと忘れてたわ、ワタシたらーっ(汗)







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posted by しがない物書き椿屋 at 16:31 | 京都 ☀ | Comment(3) | TrackBack(0) | アフターシアター
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