2006年01月11日

『Mr.&Mrs.スミス』

今朝、歯みがきをしていたら
ガキッと何かを噛んだ。
え?
歯ブラシの先端?!と思いきや
右下奥歯のかぶせものだった。
泡まみれのそれを洗い、つぶさに観察。
年月経ちすぎて、すでに銀歯というより銅歯のごとく鈍い色味。
とりあえず、明日にでも歯医者に行こう。


      *****


これほどまでに、ド迫力かつスケールの大きな夫婦喧嘩は初めて。
もちろん本気で蹴り上げたり殴ったりしているわけないと
分かっていても息を飲む攻撃力。
あれだけの殺傷能力を備えた殺し屋が
5〜6年も秘密を隠し通せたことも不思議だけれども。
あれだけ家の中でドンパチやってて、犬も食わない何とやらだと
納得してしまう隣人夫婦とポリスマンもどうかと思うけれども。
なんかね、アンジェリーナの抜群なプロポーションと
見惚れてしまうほどの本格的なアクションシーンに釘づけ。
飽きさせないストーリー展開も上々。


しかも、お互いキュートなのよこれが。
ピッくん(大学時代、カレの熱烈ファンだった友人の呼び方が未だに抜けない…)の表情も目が離せない感じで、それほど好きじゃなくても
「あら、ええ男やん揺れるハート」と思わず前のめりになりそうに。
とにかく気が強いアンジェリーナも
ところどころ内に秘めた想いが溢れる瞳を見せるもんだから
その意地っ張りで頑固なところもかわいく思えるからたまらん。
まあ、ふたりの私生活を覗き見している感は否めないが(笑)


頭が良くて、セクシィで、気が強くて、自由で謎めいていて
最高の女だと惚れ込むピッくんのセリフも納得。
でもって、とりあえずセクシィから目指してみようかと。
友人には「道のりは遠いわね」と溜め息つかれましたがね。


★★★★☆






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posted by しがない物書き椿屋 at 19:18 | 京都 ☀ | Comment(2) | TrackBack(0) | アフターシアター
2005年12月12日

『SAYURI』

ある意味、究極のファンタジー。
ニッポンではなく、ニツポンって国の話ですね。

違和感ありあり。
でも、映画ってのは楽しめればOKなわけだから、
その違和感を受け入れられれば問題ないんだが、
大いに拒否反応……

英語なんはまあ良しとしましょ。
でもなんで、冒頭は日本語?
でもって、なんで「おかあさん」とか「こんにちは」とかだけ拙い日本語?
チャン・ツイィー、もうちょっと日本語も勉強する必要があったと思うよ。
余計なお世話だけどね。

桃井かおりの英語よりはマシやけど(笑)
あれはあれで、新たな言語ってことで。
ということは、吹き替え版を観ればこの問題解決するのかしら?
でももう1回観るのは勘弁……

コン・リーもミッシェル・ヨーも好きな女優さんなんやけどなあ。
な〜んか、使われ方がもったいないなあ。
もっとドロドロしてもよかったし。
もっといけずでもよかったよな。
壮絶な、美しいとも言える狂気が観たかったかな。

舞台シーンや白塗りを見てると、
外国人から見た「ニホン」ってこういう感じなんやなぁって。
よく分かる。
だからこそ、ファンタジー。

★☆☆☆☆





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posted by しがない物書き椿屋 at 01:43 | 京都 ☁ | Comment(3) | TrackBack(0) | アフターシアター
2005年12月01日

泣きすぎて頭が痛い!

映画の日。
久しぶりのハシゴ。

泣き所のツボが多い作品を3本チョイスしてしまう。
そんな日に限って手拭いを忘れたりして、
化粧はげはげ。




『ALWAYS 三丁目の夕日』

印象的なのは、CGを効果的に使った東京タワー
物語の中で、常に印象的に存在するので気をつけて観てほしいところ。
ドタバタ人情劇の中には、いまの日本ではもうお目にかかれない
不快ではない暑苦しさとか、生きることへの必死さだったり
懐古主義ではないけれど
ついつい羨んでしまいそうな人と人との距離感や関係性が見られる。

今回、注目すべきは小雪。
正直、キライな女優。
だが、いい。
ちょっと場末た匂いのする、でもモダンな、
ああいうはすっ葉な女性がひどく似合う。
いままでの最悪評価からグンっと上昇。
意外性から言えば、吉岡秀隆の役どころはオモシロイ。
気の優しい、穏やかな役が多く、
そういうイメージがしっかりついているだけに、
今回の気分屋で、感情の起伏も激しく、
子ども相手に本気でケンカするようなキャラは新境地

★★★★☆




『私の頭の中の消しゴム』

以前、日本で放送されたドラマを原作とする韓国映画。
最近の韓国映画は、とにかく主人公クラスの誰かが死ぬことが
予め決まっているようなストーリーが多い。
正直、またかよ…という気はするものの。
勝因は、チョン・ウソン
無愛想で野性的な彼が、彼女に惹かれていくにつれて
甘い表情を見せるその瞬間。
虜になりますよ、危険です。
かーなーり、危険。
豊原功輔に似てる?と思う瞬間が何回かあるけどね。

記憶を失っていく彼女に、前の恋人の名前で呼ばれたときの
痛くて、哀しい、あの表情!
たまりません、ほんまに。

★★★★☆




『In Her SHOES』

キャメロン・ディアス、サービスカット満載!(笑)
とにかく、ナイスバディを惜しげもなく晒しまくり。
でもって、対極にいるお姉ちゃんの真面目っぷりもいい。

何をやっても続かず、ふらふらしている妹。
弁護士としてバリバリ働きつつも、失恋して仕事への意欲を失う姉。
わがままで自由奔放な妹に振り回されっぱなしで、
部屋はめちゃくちゃにされるわ、クルマは駐禁切られるわ、
勝手に靴を使われてヒールをダメにされるわ。
踏んだり蹴ったり。

いい感じの彼とベッドで絡みあってる姿を見せられても…。
どうしてだか、ダメダメな妹を切り捨てられない。
これって、やっぱり姉妹だから?
友人なら成立しにくい設定かな。

後半、成長していく妹がキュート!
やっぱキャメロンやるなぁ。
でもって、新しい恋人ができた姉の変わり具合もリアル。
笑って、泣いて、最後には幸せな気分になれる。
そんな典型的な作品。

★★★★☆




奇しくも、3本とも「手紙」がキーになっててビックリ。
本当の父親に引き取られることになった少年からの置き手紙、
束の間、記憶を取り戻した妻からの恋文、
妹にナイショで姉を招待する祖母の手紙に、姉の結婚式での読む妹からのメッセージ。

失いたくない人に伝えたい「想い」。
大切な人だからこそ伝えないといけない「言葉」。

観終わったら、大好きな誰かに「何か」を伝えたくなる映画たち。





・・・ワタシを泣かせたニクイやつら
posted by しがない物書き椿屋 at 23:56 | 京都 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | アフターシアター
2005年10月09日

深夜の拷問か

問.そこまでして、なぜ己を追い込むのか。
答.ネタだから。



『セブンソード』

スタート21:15、TOHOシネマズ二条にて。
ぶつ切りな構成、詰め込みすぎのエピソード、不完全燃焼な恋愛事情。
長いわりに、スッキリしない終わり方。
一番睡魔が襲ってくる時間帯に、なぜワタシはこんなに目を見開いて努力しているのか。
甚だギモンだ。
後半、かなりしばしばする眼球を宥めすかし、エンドロールまで耐えた自分を自分で誉めてあげたい。
そんな感想で勘弁してください。
正直、誰が誰だか、前半は判別にも困るほどでした。

★☆☆☆☆



『シン・シティ』

同じくTOHOシネマズ二条にて、上映24:30〜。
これで6本観たんで、次はタダだ。
続けざまに観るには、選択を間違ったのは否めない。
ブルース・ウィリス嫌いやのに、なぜ観ようと思ったのか。
目的は、ジェシカ・アルバただ一人。
※ドラマ「ダーク・エンジェル」で一躍有名になった女優である。

白黒(というよりグレー)の合間に差し込まれる鮮やかな赤とコミカルな黄色が印象的で、映像としては面白い。
ストーリーも後半以降は、「ああ、なるほど」とか「そうつながるか!」という流れになっていて、それはそれで楽しめる。
のに、総じて観ていて疲れる作品。
これはもう好みの問題ですな。
ジェシカもドラマのときの方が魅力的やったし。
あのドラマに夢中だったのは、相手役の男性の声を山寺宏一が担当していたからというのが正直なところだが。
それでも、彼女は充分にキュートだった。
今回は、ブルース・ウィリスの相手役としては「いまひとつ」かな。
2度、3度観れば、面白さは増すかも?とは思うけど。
もう一回行こうとは思わない。ごめんね。

★★☆☆☆
posted by しがない物書き椿屋 at 10:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | アフターシアター
2005年10月05日

プライドの在り処

『シンデレラマン』

実在のボクサーをモデルに描かれたこの作品、久々に胸に刺さる映画でした。
役者がすべて素晴らしい。
中でも、主演のラッセル・クロウの演技は逞しい!
ハードな試合のシーンのリアリティはもちろんのこと、妻や子どもと一緒に過ごすときの表情が格別。

何のために戦うのか?と問われ、「ミルク」と答えたときの強い瞳。
妻を「いい女だろ?」と言ったときの、強気の笑顔。
「よそにはやらない」と長男に約束したときの、父親としての決意。
光熱費を払い、子どもたちを取り戻すため、お金をくださいと頭を下げるシーンは、本当に切ない。
彼の胸の内を想像するだに、その生き様を見せつけられているようで。

「プライドを持つ」ということは、こういうことだ。
守りたい何かのために、誰かのために、どこまでできるか。
しょうもない自尊心ではなく、生き抜くための核たるもの。

この映画を観ると、奇跡はきっとある。
そしてその奇跡は、生み出すものなのかもしれない。
そう思わされる。

★★★★★



『忍―SHINOBI』

カスです。
いや、失礼。
ハズレでした。

なんちゅうか、中途半端な感じ。
それぞれの忍びの描き方も表面的だし、因縁の関係も描ききれてないし、何より敵対する伊賀と甲賀の男女が惹かれ合った理由も薄っぺらい。
戦いのシーンはそれなりに迫力あるけど、CGの多用でなんか紙みたい。
これって、『梟の城』を観たときも思ったこと。

オダギリの色気も感じられず、期待外れ。
仲間は確かにきれかったけど・・・仲間じゃなくてもいい程度。
あ〜、残念。

★☆☆☆☆
posted by しがない物書き椿屋 at 10:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | アフターシアター
2005年09月18日

『チャーリーとチョコレート工場』

言わずと知れたあの名作。
そして、いとしのジョニー・デップ♪
・・・のハズが、えっと・・・どう見ても某ビジュアルミュージシャン(苦笑)
肌の白さと唇の赤さゆえ?

ま、それは目をつぶるとして。
実は正直、ティム・バートン監督作品とは相性が悪くて。
いままで観たのは全てイマイチ。
とはいえ、ジョニーに誘惑されてしまうところがミーハーなのか。
しかし!
意外と面白かったのよ、これが。
最初はやっぱり偏見というか、先入観に絡め捕られてて入り込めなかったのが、小人がわらわら出てくるところから、テンションが急上昇!!
あのミュージカル(?)シーンは絶品ですよ。
笑う、笑う。

究極のファンタジーって仕上がりやったけど、それをある意味シュールに見せてるのは、ジョニーの好演の賜物。
表情ひとつひとつから目が離せない。
一瞬の目の動き、眉の動きでそのシーンを制御してしまうから驚き。
やっぱええわ〜。
彼だからこそ出来た映画、と言っても過言ではない。
ほんまもんのチョコレートをどっさり使った滝のシーンは、何が何でもスクリーンで観るべき!


★★★☆☆
posted by しがない物書き椿屋 at 00:00 | 京都 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | アフターシアター
2005年09月14日

『メゾン・ド・ヒミコ』

ある日突然やってきた美しい青年は、自分と母親を捨てた父親の恋人だった。

設定に惹かれるじゃないですか。
ゲイらに魅せられているわたしとしては。

しかも、美しい青年=オダギリジョー!
いや〜、彼はかなり男前ですな。
最近めっちゃ好き。
どれくらい好きかというと、ここ数年不動の1位だった浅野忠信を追い越しそうな勢い。
そりゃもう、洩れまくってる色気にクラクラしますよ。

あちこちに、ちっちゃな笑いのツボがちりばめられてて、「くくくっ」と声を出してしまう感じ。
まあ、ゲイらが観たら突っ込みどころ満載なんかもしれんけど。
今まで観たゲイムービー(というジャンル分けもどうかと思うけど、便宜上)の中では上位。

オダギリ効果か、水曜の夜はかなり混んでた。
前3列以外は満席やったしね。
ただまあ、ここに座っている人のどれくらいが、ゲイの生態について詳しいのかしら?
なんて思ってみたり(笑)
どうでもいいことですが。


★★★★☆

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2005年09月09日

9月はスクリーンの虜

『容疑者 室井慎次』

取材後、21:45〜だと思ってちょっと余裕持って二条まで行ったら、なんと21:30〜やった。
そのときの時刻、21:28!!
やべぇ!
そんなときに限ってチケットカウンターにはスタッフふたり。
客は手間取る上に、片方はそんな時間に入会手続き。
そんなん後でやれよ!!!
ってか、予告始まるっちゅうねんっ。
オンタイムでチケット購入して、ダッシュでトイレ行って、駆け込む。


映画は・・・
シリーズの中では一番ガッカリ。
踊る大捜査線は、番外編といえどあのテンポのよさとコミカルなシーンが魅力やと思っているので。

室井さんが昔のカノジョのことを話すシーンは、ハンカチが必要やったけど。
回想シーンもなく、ただ淡々と独白するだけやのに、そのときの切なさや遣り切れなさを想像させるのはさすが。

ただ、今回は監督・脚本を君塚が担当。
脚本家はシナリオだけ書いてる方が賢明では?って感じかな。


★★☆☆☆
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2005年09月04日

BGMはエンドレスABBA♪

2日、念願の劇団四季「マンマ・ミーア!」を拝見。

1階ほぼセンターというめっちゃええ席で観ることができました♪
細かい表情まで見えると、のめり込み方が違ってくるもの。

ABBA三昧ってだけでも充分魅力的なミュージカルなんだけれども。
主要人物トリオの力量に、ただただ飲み込まれて、あっと言う間に一幕終了。
あの迫力の歌声といい、キレのいいダンスといい・・・結構(あ、失礼!)大変ちゃうかな??という年齢と思うのだが。
会場がパッと明るくなった瞬間、一緒に行ってた手描染屋の眞水ちゃんは、「うわ〜、びっくりするくらい早い!」と興奮。
眞水ちゃんはミュージカル初体験だったらしいけど、もうすっかり虜。
やっぱり最初数分は独特のペースについてけなくて、急に歌い出したりすると笑ってしまいそうになったらしいけど(笑)
それもすぐに受け入れて、なんの違和感もなくなるから、さすが四季。
とにかく、前半は笑いの要素がいっぱい散りばめられていて、ぷっと吹いたり、くくくっと笑ったり、あははと大声出したり。
そりゃもう、ノリノリ!
イギリスらしい、ちょっと機知に富んだ笑いに引っ張り込まれて、気がつけば食い入るように登場人物たちの動きを見つめていて。
特に群舞に見どころ満載。
水泳のフィンをつけた男どもが・・・いかんいかん。
これは観てのお楽しみ。

後半は後半で、さらにパワーアップした笑いと、結婚式までのハラハラする人間模様と、母と娘の愛情が詰まっていて、不覚にも泣かされたり。
ラストまで、すごいテンションとスピードで進む展開に会場が一体化。
終われば、スタンディング・オベーション!!!
鳴り止まない拍手の中、始まったライブ。
これにはビックリ。


濃厚な時間を思いっきり楽しんだ夜でした☆
これで当分、仕事のBGMはABBA一色になりそう(笑)
現に今もエンドレスやしね。



あ、ところで。
ストーリーについて、全然触れてない・・・。
興味ある人は、ぜひぜひ劇団四季の公式HPにアクセスしてみて!
http://www.shiki.gr.jp/applause/mammamia/index.html


★★★★★
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2005年08月26日

BLAST!

色と光と音とダンスの饗宴!
楽器を高々と放り投げたり、アクロバティックなダンスしながら演奏する。
これぞエンターテインメントパフォーマンスの極み。
「メロディよりリズム」派のわたしとしては、もう興奮の絶頂。

20分の休憩に入った途端に、客の大半が外へと飛び出していくから、「なに?なに?」と周りを見回しつつも、つられて外へ出たら、ロビーでイスを使った打楽器演奏がスタート。
すごい!!
というか、大抵の人がリピーターってことやんね?
それが、すごい。
今年で3回目の来日公演。
中には日本人も。
カレのスティック捌きはほんますごかった・・・。
息するのも忘れて見入ってしまうほど。
パンプレットと2004年度版のDVDを買ってしまった。
興味のある人、貸し出ししますよ〜♪
来年は「BLASTU」をやるらしい。
絶対、行くぞ!


「BLAST!」って?という人は、キットカットのCMといえば分かるだろうか。
帰り際「お一人様一個」でキットカットの期間限定商品を配ってた。
一瞬、ふたつ持って帰っても分からんのちゃう?と悪魔のささやきが過ぎったが、我慢した。
わたしもオトナになったもんだ。


★★★★★+★★★!!
タグ:BLAST
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2005年06月03日

星になった少年

タイで象に乗ったことを思い出しながら、象使いになるためにタイの学校で学ぶ少年に魅入る。
日本初のゾウ使い・哲夢と相棒のランディ、そして家族の物語は、実話が原作だけあって、設定もキャラクターも自然と受け入れられる。
ほんまかいな……という奇跡的な出来事も、哲夢の母親が書いた原作の存在があるからこそ、ありやなぁと思わせるし、動物たちの珍演技もユーモラス。
カンヌの柳楽優弥の意志の強い瞳も印象的で、常盤貴子扮する母親のはちゃめちゃっぷりもハマッてる。これは常盤の中でも当たり役では?

ラストシーンが、もう泣かせる泣かせる。
タイトルを見れば分かるように、この少年は若くして(若干20才!)亡くなってしまう。
らくらく想像の範囲内の出来事とはいえ、お葬式でのゾウたちの姿には、泣かされる。
また、実弟・峰照(20)が現在ゾウ使いになってるらしいことを念頭に置いて見れば、尚更グッとくる1シーンがあって、哲夢とランディとの絆がリアル。

★★★★★
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2005年05月11日

期待せずに行ってみれば

なかなか面白かった。
映画2本。


「美しい夜、残酷な朝」
静かに、足音もなく、近づいてくる恐怖。
すごい勢いで、目の前に突きつけられた現実。
残酷さの極みが、とても美しく描かれた3編。
日本、香港、韓国の新進気鋭の監督たちが織り成す物語、その世界に飛び込んでみてほしい。

★★★★☆



「交渉人 真下正義」
地下鉄を舞台にした事件を、交渉人として真下(ユースケサンタマリア)が解決していく。
事件を引き起こす新タイプの列車(クモ)は、あまりにセットくさいというか、現実味が薄い見た目で、おいおい・・・って感じやけど。
ストーリーはなかなかの緊迫感を維持。
集中力が切れそうになると、さり気なく笑いやほのぼのシーンが差し込まれ、一定のテンションを保っているのはさすが。
ラストがちょっと上手くいきすぎ?ではあるものの、楽しめる作品。
秋の「容疑者 室井慎次」も行こうっと。

★★★☆☆
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2004年04月15日

世界の中心で、愛をさけぶ

試写会に行ってきました。
途中、すごい差し込みで、人生2度目の一時退場・・・で、トイレへ駆け込み。
くぅ〜、情けねぇ!もったいねぇ!

映画は、なかなかよかった。
評(感想?)は、5月1日発行の「Ciao!」に掲載予定。
よろしく!

興味ある人は↓こちらにアクセス!
http://aiosakebu.yahoo.co.jp
posted by しがない物書き椿屋 at 00:00 | 京都 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | アフターシアター